[ラブラドール・リトリバーの歩様について] 小林一弘・吉川信幸

はじめに
  犬種というものはそれぞれの目的の基に作出されています。犬種の歩様を考える上で、その犬種の本来の目的を十分理解している必要があることは言うまでもありません。本稿では犬種の目的および体躯構成と関連づけながらラブラドールの歩様について考察します。本稿がラブラドールを正しく理解しようとしている愛犬家の皆様の参考になれば幸いです。

ゼネラリストとしてのラブラドール・リトリバー
ラブラドールはガンドック、その中でも撃ち落とされた水鳥を回収(リトリーブ)する目的で改良され、固定されてきた犬種です。ハンターの指示により、倒木を飛び越え、藪をくぐり抜け、粗い地面を走り、岩をよじ登り、流れの速い川や冷たい湖に飛び込み、カモやガンなど重量のある獲物を回収する作業に従事します。湖に撃ち落とされた5s近くもあるシジュウカラガンを口にくわえて泳いで戻ってくる姿を想像してみてください。このハードな作業を一日に何度も繰り返す強靱な顎、頸、体、肢と、充分な持久力を合わせ持つ必要があります。ラブラドールは、“ウオーク”、“ペース”、“トロット”、“ギャロップ”など様々な歩様を必要に応じて用いる犬種ですから、例えばシェパード(S犬)のようなトロットのスペシャリストとは違い、ゼネラリストの犬種ということになります。もう一つ重要な点はラブラドールが水中作業犬であることで、これがラブラドールのタイプ(他の犬種と区別される特徴)の基本となっています。

審査会における歩様審査はトロット歩様を見て行われますが、今述べたようにラブラドールはトロットの専門家ではないので、本来はこの歩様だけで評価されるべきではありません。しかし、トロットは他の歩様と比べて4本の肢すべての調和とタイミングが求められる歩様ですから、その犬の動きに関する長所・短所を一番浮き彫りにします。ここで一つ理解していただきたいのが、トロット歩様といっても犬種によってその目的、構成に基づく特徴があるということです。もしラブラドールが、名トロッターであるS犬のような、あるいはそれに近い歩様で歩くとしたら、リングでは派手で目立つかもしれませんが、正しくありません。なぜなら、ラブラドールの本来の歩様ではないからです。

ラブラドール・リトリバーの体躯構成
 歩様は“構成の試金石(Test of structure)”であると言われます。犬種の歩様に影響する要因には前躯と後躯の構成(角度や長さ)とバランス、体高・体長比、胸深と胸から下の前肢の長さの比率等があります。先ず最初にスタンダードに記載されたラブラドールの体躯構成について解説していきます。PDは、サイズを除いては原産国である英国のケンネルクラブ(KC)のスタンダードを採用しています。ここでは体躯構成に関する部分の記述を引用します。KCスタンダードの原文も同時に載せました。

[前躯部]

 『肩は長く、傾斜している。前肢は骨が良く発達し、前から見ても横から見ても肘からまっすぐに地面におりている。」(FOREQUARTERS Shoulders long and sloping. Forelegs well-boned and strait from elbow to ground when viewed from either front or side.)』

体重の約60%を支えているのは前躯部で、肩の傾斜や長さ、肩関節(肩胛骨と上腕骨の関節)および肘関節(上腕骨と前腕骨の関節)の角度はラブラドールのような重い獲物を回収する犬種にとっては、単に歩様に影響するというようなものではなく、犬種の生存に関わってくる重要な部分です(図1)。もしも肩が立ち、肘の角度もなかったとしたら、重い獲物をくわえたまま歩いたり走ったりする時のショックを和らげるクッションの役目をしませんから、一歩一歩が趾、肢、関節、脊椎に衝撃を与える結果になります。ショックを吸収できない、柔軟性に欠けた肩では、急な下り坂やジャンプの着地の時の激しい衝撃で肩を痛めてしまうことになります。肩と前肢は作業犬としてのラブラドールにとって最も重要な部分です。ブリーディングにおいては、前躯部の改良は後躯のそれよりはるかに難しいと言われています。

スタンダードの「肩は長く、傾斜している」とあるのは、肩胛骨が長く、角度があることはそれを取り巻く筋肉も多くなり、体を支え衝撃を吸収する働きと、効率的な推進力を生みだす力が強くなることを意味しています。“犬の肩の角度は45度が理想である”と書いてある専門書がありますが、現在ではほんの一部の犬種を除いてこれが間違いであることが証明されています。犬の歩様に関する本として有名なカーチス・ブラウン著「Dog Locomotion and Gait Analysis 」やレイチェル・ページ・エリオット著「The New Dogsteps」には、肩の角度が45度の犬種は現実にはほとんど存在しないし、その角度は必要ないこと、トロットを得意とする犬種の肩の角度を実際に測定してみると平均28度プラスマイナス5度であることが述べられています。肩甲骨と上腕骨の角度についても直角(90度)が理想であると記載されている場合がありますが、これも現実的には深すぎる角度です。ラブラドールの著名なブリーダーである故マリー・ロスリン・ウイリアムスは彼女の著書「Advanced Labrador Breeding」の中でラブラドールの肘の角度は145度であるべきだと述べています。

「前肢は骨が良く発達し、前から見ても横から見ても肘からまっすぐに地面におりている」とは、前肢が単に骨太であるというだけでなく、体を支えるための太さと堅さ(密度)の両方がよく発達していること、またナチュラルスタンスでは前肢は地面に対して垂直であることを意味しています。O脚であったり、外側に曲がっていたりする前肢は体の支柱を不安定にし、効率的な動きを阻害することになります。ラブラドールの前肢(肘から下)の長さは体高の約1/2です(図1)。

[胴]

『胸は十分な幅と深さがあり、よく張った樽状の肋骨部を持つ。背線は水平である。腰部は幅広く、短いカプリングで、力強い。(BODY:Chest of good width and depth, with well-sprung barrel ribs. Level topline. Loins wide, short coupled and strong.) 』

ラブラドールは泳ぎが得意な犬種です。「胸は十分な幅と深さがあり、・・・」とは、陸上と水中での長時間の作業ができるように心臓や肺を包むスペースが十分にあり、同時に水中作業に適した浮力を持っていることを示しています。胸幅は前肢の間がちょうど手のひらのサイズで、胸深は肘よりやや下がるくらいが適当です。胸幅が広すぎたり、胸深が有りすぎては作業効率が低下します。

ラブラドールは「よく張った樽状の肋骨部を持つ」とあります。この点は犬種の目的や構成が類似しているゴールデン・レトリバー(G犬)とは異なります。G犬では樽状の肋骨部はその歩様にとってマイナスとなるために欠点とされています。G犬のトロットはスピードが増すと左右の脚が一直線上に近づくシングル・トラッキングです。これは重心を一本の線上に保つと最も効率よく動くことができるからです。これに対してラブラドールは、スピードが増せば四肢がやや中心線に寄りますが、シングル・トラッキングにはなりません。この点が、G犬の歩様と比較した場合、一見ラブラドールのトロットが軽快さにやや欠けて見える理由でしょう。

後肢による推進力は腰、背骨、前躯へと伝わりますが、この伝達が効率よく行われるために「背線は水平である」必要があります。隆起した鯉背、緩んだ背、傾斜した背では効率的な力の伝達はできません。

「腰部は幅広く、短いカプリングで、力強い」とあるように上から見た場合に腰がくびれて細くなっていたり、側望した時に大きく切れ上がっていてはいけません。カプリングについては少し誤解されているところがあります。短いカプリング(ショート・カプルド)とは腰部(loin)(肋骨の端から腸骨まで)が短いことです。決して胴(中躯)が短いことを意味しているわけではありません。もちろんラブラドールは胴長の犬種ではありませんが、中躯が短すぎると、ショート・ステップやクラビング(蟹歩き・斜行)、オーバー・リーチなど様々な不正歩様の原因になります。牝にとっては胎児のための空間が狭いことにもなります。成犬のカプリングの幅はおおよそ手のひらのサイズと考えてください(図1)。

先に、体高・体長比が犬種の歩様に影響する要因の一つであると述べましたが、ラブラドールの比率はどのくらいなのでしょうか。これに関してはスタンダードにも専門書にも明確には記載されていません。「Labrador Retriever Today」の著者であるキャロル・クードさんに質問したところ、「今まで測ったことはないし、考えたこともないが、体長がやや長いのは間違いない」という返事でした。G犬では体高:体長比は11:12が理想であることがスタンダードに明記されています。そこで、イギリスとアメリカのラブラドール(チャンピオン犬合計20頭)のできるだけ真横からの写真を基に体高・体長比を測ってみました。その結果、10:10.6〜12.4でした。写真を基に測っていますので誤差はありますが、おおよその目安となるでしょう。米国ケンネルクラブ(AKC)で作製したラブラドールのスタンダード解説ビデオでは、キ甲の高さ(体高)とキ甲から垂直におろした線から座骨端までの長さが1:1であると解説しています。

[後躯]

 『よく発達しており、尾に向かって傾斜していない。スタイフルは充分に曲がっている。飛節は充分に低下している。牛状飛節は望ましくない。

(HINDQUARTERS:Well-developed not sloping to tail; well turned stifle. Hocks well let down, cow-hocks highly undesirable.)』

「よく発達しており、尾に向かって傾斜していない」とありますが、ラブラドールは水中作業犬ですから、前躯部よりもむしろ腰部から後躯にかけて幅広く発達しているべきです。前躯部の発達が過剰であったり、あるいは前胸の幅がありすぎては水の抵抗が大きくなり、効率のよい泳ぎはできなくなります。また舵の役割をする尾に向かって臀部が傾斜してはいけません。

後肢は歩行の推進力を生み出す源ですから「スタイフルは充分に曲がっている」(角度がある)必要があります。どのくらいの角度が望まれるのかということはスタンダードには記載されていません。大腿骨と下腿骨の角度は犬の立ち方(後肢の位置)で変わりますから、測定の基準を設けなければ正確には測れないからでしょう。後肢のパスターンが垂直に立った姿勢での角度は120度であると述べている専門書もあります。この姿勢で後肢の趾の先端が座骨端の真下に位置すべきです(図1)。角度が浅い立った後肢と同様に角度の深すぎるオーバー・アンギュレーションの後肢もラブラドールにとっては正しくありません。立姿の外見上のかっこよさや派手な歩様と、機能的構成、効率的歩様とは異なるものです。

飛節(ホック)は前進するための推進力にとっても、また体の方向転換にとっても重要な働きをする部分です。「飛節は充分に低下している」とは、単に飛節の位置が低いこと(いわゆるショート・ホックと言われるもので、飛節の高さは座骨端の高さの1/3が理想である)(図1)を意味するだけでなく、どんな動きの変化にも対応できる力強さと力の蓄えがあると解釈すべきです。「牛状飛節は望ましくない」とあるように、ナチュラルスタンス時に後肢のパスターンは横あるいは後方から見た場合に垂直で、力強くなければいけません。オーバー・アンギュレーションや飛節の位置が高いことによる弱い後肢は大きな欠点となります。

一つ付け加えておきたいのは、ラブラドールは冬の冷たい湖や海岸で働いていた犬ですから、当然体脂肪もある程度蓄えるようにできあがっています。しかし決して太った印象を与える犬種ではありませんし、また筋骨隆々な犬種でもありません。あらゆる状況下で長時間ハードな作業を行える状態がラブラドールの本来の姿です。

ラブラドール・リトリバーの歩様
繰り返しになりますが、ラブラドールは実用的で多才な作業犬で、力強さ、持久力、俊敏さ、泳力などをバランス良く持っていなければなりません。胴が短く、肋骨部は樽状をしているため、決してトロットの得意な犬種ではありませんし、ショーリングで好まれる風を切って歩くような派手で目立つ動きはできません。ラブラドールの歩様は、その本来の目的から判断すると「無駄な動きのない効率的で持久力のある歩様」と考えるべきです。スタンダードには非常に簡潔に次のように記述されています。

[歩様]

 『自由で、充分な距離を進む。前肢と後肢はまっすぐに、正確な位置で進む。(GAIT/MOVEMENT:Free, covering adequate ground; straight and true front and rear.)』

 歩様が「自由で、・・・」とは4本の肢が互いに邪魔することなく調和のとれた秩序正しい動きをすることです。対角線上の2本の肢が対になって2拍子で動くトロット歩様では、前肢は低い位置で(高く上げることなく)前に伸び、右後肢(左後肢)の趾が右前肢(左前肢)のそれのちょうど真下に入り込み(前足と後ろ足の踏み跡が重なる(図2A))、右前肢と左後肢がほぼ同時に地面から離れ、それと同調して左前肢と右後肢がほぼ同時に地面に着地するものです。後肢も地面から離れたあとに上げすぎたりはしません。地面を蹴ることによって生じる左右の肢の推進力が等しく、前肢と後肢の歩幅はほぼ同じです。よく見られる不正歩行に、後肢のオーバーリーチがあります。後肢が前肢にぶつかるのを防ぐために、前肢の着地点より前方に、内側あるいは外側にずれて後肢が踏み込むものです(図2B)。これは肩の角度が不足していることや、後肢が長く、角度が深すぎること、また中躯が短すぎることなどが原因で生じます。前肢と後肢のバランスが悪いため、体が左右にゆれたり、上下に弾んだり、進行方向に対して体が斜めに進む斜行歩様となります。肢のタイミングが悪い犬は、それを補おうと余分なエネルギーを使うことになり、効率的で持久性に富んだ歩様は望めません。

「充分な距離を進む」とは、肢だけを使った歩幅の狭い抑制された動きではなく、肩、肩関節、肘関節、股関節、膝関節が正しく曲げ伸ばされ、全身を使って歩くことを意味しています。前肢の良い伸び(リーチ)と後肢の適切な蹴り(ドライブ)がなければいけません。ではリーチは大きければ大きいほど良いのでしょうか、ドライブは強ければ強いほど良いのでしょうか。

本文の最初の方で、「ラブラドールがS犬のような歩様で歩くとしたら正しくありません」と書きました。S犬はトロット歩様に優れた犬種で、サスペンジョン・トロットとかフライング・トロットと呼ばれるように、スピードがつくと四肢すべてが地面を離れている時間が長く、それだけ一歩で進む距離が大きな歩様となります。右(左)後肢の趾は右(左)前肢の位置を超えて着地します(図2D)。このトロットは前・後肢の深い角度とある程度の中躯の長さがあって可能なもので、ラブラドールにS犬と同じようなトロットを求めることはできません。

 犬種のリーチの長さを現す用語としてクロス・ステップ比(Cross step ratio)があります。これはトロットにおいて右(左)の前肢が着地し、左(右)の前肢が地面を離れる瞬間の左右の前肢の歩幅を体高で割った値です。体高に対して左右の前肢の歩幅がどれくらいあるかを示していますが、ラブラドールのクロス・ステップ比は約1です。これに対し、S犬は1〜1.2でラブラドールよりも歩幅が大きいことを意味しています。

G犬に非常に造詣の深い米国のマーシャ・シュレアー(Marcia Schlehr)女史がG犬のスタンダードの議論の中でリーチ&ドライブに関して詳しく解説しています(Golden Retriever News vol.LVII, No.1,pp.114-122, 2000)。その中で多くの人がリーチとドライブの正確な意味を理解していないことを述べています。前肢がいくら前に伸びても、あるいは後肢が後ろに蹴り上げられても、肢が地面に接地していない時は何も仕事をしておらず、前肢は肩の位置より後方で接地しているとき、後肢は股関節の位置より後ろで接地しているときだけ推進力を生み出します。それ以外で地面に接地している肢はバランスをとっているに過ぎないわけです。間違った前肢と後肢の伸び、特に地面から離れたあとの肢の伸びを良いリーチとかドライブと呼んでいる場合が多いことを指摘しています(例えば、後肢が後ろに高く伸ばされることが、けりが強いと勘違いをしていることです)。これはG犬のトロットについての分析ですが、ラブラドールについてもまったく同様です。歩幅が大きければそれだけ効率的な歩様というわけではなく、むしろ過剰なエネルギーを使うことになり、本来の効率的で持久力のある歩様とはなりません(人が大股で歩く場合と普通の歩幅で歩く場合どちらが長時間歩けるかを考えてみてください)。ラブラドールのトロットにおいて、前肢の着地点(前肢の伸び、リーチ)はおおよそ目の真下で、後肢はほぼ肋骨の端の下で着地します

「前肢と後肢はまっすぐに、・・・」とは、右前肢と右後肢、左前肢と左後肢はそれぞれ同じ平面で、左右の肢ができるだけ平行に動くことを意味します。正面から見たときに前肢はまっすぐに前に伸び、肘が外に向いたり、肢が内側あるいは外側に向いて動いてはいけません。前肢と後肢がまっすぐに動いているかは、浅い雪の上(あるいは砂の上)を歩かして、その足跡を見ればすぐわかります。もちろんリードなしか、リードを緩めた状態でです。「正確な位置で進む」とは、前にも書きましたが右後肢(左後肢)の趾が右前肢(左前肢)のそれのちょうど真下に入り込み、前足と後ろ足の踏み跡が重なる位置で規則正しく進むことです(図2A)。後肢が外側や内側にずれてはいけません(図2B・C)。レイチェル・ページ・エリオットの「The New Dogsteps」は、様々な不正歩様(オーバーリーチ、ハクニー、パディング、クラビング、パドリング、後肢のクロッシング、ホックのスナッチング、エルボーアウト、スタイフルアウト、ホックのねじれ等)が図解されている本で参考になります。

おわりに
作業犬としてのラブラドールにとってムーブメントが重要なことは言うまでもありませんが、その歩様とは、派手な誇張された(大股歩きの)動きではなく、一定のリズムで、秩序正しく、無駄な動きのない効率的な歩様であるべきです。審査会においては、作業するラブラドールとして審査されなければいけませんが、歩様だけでその個体が評価されるものでもありません。もし犬種のタイプ(性格、頭部の表現、被毛、尾などラブラドールと他犬種を区別する特徴)が失われていたとしたら、いくら良いムーブメントをしたとしも、その個体はラブラドールからかけ離れてしまいます。「ラブラドールとしての歩様」、「ラブラドールのタイプ」を正しく理解しなければいけません。

 2000年度クラフト展の審査員を務めたキャロル・クードさんは著書「Labrador Retriever Today」で次のように書いています。「ラブラドールのブリーディングを行うとき、この犬種の本来の作業能力を失わないようにしなければならない。たとえ、現在ほとんどのラブラドールが獲物の回収作業に従事する機会を持たなくなったとしても」。犬種は文化遺産です。英国で作出されたラブラドールを正しく理解し、日本でもそれを維持、発展させるよう務めたいものです。文化遺産を創り上げるには長い時間を必要としますが、それを破壊するのは一瞬です。そして一度失われたものは永遠に戻りません。

主な参考資料

Carole Coode (1993). Labrador Retriever Today. 192p. Howell Book House.

Curtis M. Brown (1986). Dog Locomotion and Gait Analysis. 159p.Hoflin Publishing Ltd.

Marcia Schlehr (2000). And Then There’s “Reach and Drive”. A Discussion of the Breed Standard : Part XIV. Golden Retriever News vol.LVII, No.1,pp.114-122.

Rachel Page Elliott (1983). The New Dogsteps. 127p. Howell Book House Inc.

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