<<作品紹介>>

2003年11月〜2004年2月の作品
2004年5月〜9月の作品
2005年前半の作品


訪問ヘルパーをされている知人の紹介で
2003年の11月から、月2回のペースで絵を教えに行ってます。
パワフルな作品に圧倒されっぱなしです。

  

2005年5月制作風景
このところ、私の勝手な事情で月に1度行けるかどうかという状態
それでも熱心に描き続けている近澤さんには 頭が下がります。
なかなか行けない私を心配して、お便りをくれます。
本当に申し訳ありません…。


画材はクレヨンからスタートし、色鉛筆、絵の具、そしてパステル…。
得にパステルは気に入って使っていらっしゃいます。
最近はそれぞれの画材を組み合わせ、色や質感を上手に表現できるようになってきています。

ご高齢なので外で写生することができないので、新聞の記事やカレンダーの写 真など大切に切り抜き
「先生、今度これを描いてみたいです。どうやって描いていったらいいでしょうかね。」と意欲満々。

実際に見て描けない分、自分が経験したこと体験したこと、想像力をフルに使って絵を描いています。




近澤喜与子さん(94歳)
1911年<明治44年>9月13日生まれ




制作風景


「絵を描いていると夢中でね…、こんなに楽しいこともっと早くやればよかった。」 と話す近澤さん
幼い頃から絵を描くことが大好きだったそうです。ご兄弟もお子さま達もみな絵が大好きな芸術を愛する家系のようです。
結婚しお子さんを育て、十数年にも及ぶご主人の闘病生活など…
絵とは全く無関係に生きてきた近澤さん
「何十年ぶりに絵を描くから、下手でもしょうがないですよね。」なんて言ってますが
ものすごく上手です。デッサンなどは、正確に物を見て大胆かつ繊細に描きます。
最初はクレヨンと鉛筆で彩色してましたが、 最近は絵の具を使って彩色に挑戦しています。色の出し方や塗り方…
私の方こそ、いろいろ勉強し直している感じです。

素晴らしい作品、どんどん更新してご紹介していきますので、ご覧下さい。