お砂糖を入れないで紅茶を飲む 中学生になると、試験前にはコーヒーを飲んで眠気をさましたものです。そのコーヒーはお砂糖なしのブラックでしたが、相変わらず紅茶にはお砂糖を入れていました。（もちろん、例の儀式は、とうの昔に卒業していましたよ。） 定期試験も終わって、クラスメイトのおうちに遊びに行った日のことです。友人のお母様が出してくださったケーキと紅茶。私は当然紅茶にお砂糖を入れて、スプーンでくるくるとかき混ぜていたその時、友人はお砂糖を入れずにそのまま紅茶をすすっています。 「お砂糖入れないの？」 「どうしてお砂糖入れるワケ？日本茶には入れないでしょ？紅茶だってお茶なんだから、お砂糖入れるのって変じゃない。」 コーヒーでも紅茶でも、お砂糖を入れる入れないは好みの問題で、正しいとか正しくないということはないのですが、その時の彼女の言葉には妙に説得力があって、それ以来紅茶にお砂糖を入れることはなくなりました。 ただ、そんな私にも例外はあります。オレンジピールやシナモンが入ったクリスマスティー、特にハロッズのクリスマスティーは、ハチミツを入れると、すごーくおいしくなるんですよ♪ ハロッズのクリスマスティー♪