望遠鏡保管棚を自作する
きっかけ〜設計
 なんとも贅沢な話ではあるが、増えてしまった鏡筒の保管スペースをうまく確保しない事には、所有し続ける事が困難になってしまう。
(ちなみに所有し続ける事が目的ではなく、どれも1年に3回以上は使用されていると思う。最近は「月」の写真を量産するようになったので、さらに稼働率が上がっているはずである) 学生時代に見た天文雑誌には、望遠鏡を保管するための専用棚を用意している所有者の写真もあり、当時はあこがれたものであるが、とうとう似たようなものを自作する事にした。

完成
 木の強度計算は良く分からない点は、設計する上で悩ましい・・・ 
 費用を安く上げるために、ラワン合板を使用。表面も素材の色そのままである。木材は東急ハンズでカットしてもらった。これだけ複雑な加工だと、担当の人も相当悩んでいた。「ちゃんとモノになるのか?」「カット費用は?」この2点が明確にならない限り受注はできないらしく、何度も加工場と受付の間を行ったり来たり・・・見積もりが出るまで45分程度はかかってしまったのではないだろうか?職人の時給を5000円とすると、支払った加工賃のほとんどは見積りの工数で費やされてしまったのではないだろうか・・・
 完成したラックに望遠鏡を載せたところ。上からタカハシFC-76、同FC-100、BORG150ED。
 懸念は、カビ対策をどうするか?コンスタントに使用するのが一番であるが、梅雨時期は問題である。夏までに対策を考えねばならない。

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