メシエカタログ編 Messier catalogue 戻る
ここでは、メシエカタログに掲載されている星雲星団を紹介します。
数が増えてきたので、近いうちに分割予定です。

    カニ星雲 M1
おうし座の“ツノ”の先にある惑星状星雲です。
カニの足のような赤いフィラメント構造が見えることからこの名が付いたそうですが、望遠鏡で見ると「佐渡島」のような形に見えます。

2004/11/09 26:38-27:07 (各3min 7枚コンポジット)
セレストロン C8-EX + レデューサー(F6.3)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 10D (ISO 400,RAW)
宮城県川崎町


    球状星団 M3
春の星空ではかなりメジャーな、りょうけん座にある球状星団です。
なのに、撮っていなかったようです。。。

りょうけん座のコル・カロリから、うしかい座のアークトゥルスへとたどる真ん中あたりにあります。
とても明るいので、ファインダーを振っていくと、確認できる…ハズです(笑)

2007/04/25 26:19-26:29 (各3min 3枚コンポジット)
セレストロン C8-EX + レデューサー(F6.3)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県広島空港南


    球状星団 M4
夏の代表的な星座の1つ、さそり座にある球状星団です。
さそり座の1等星アンタレスのすぐそばにあるので、見つけやすいです。

以前銀塩で撮影済みですが、デジタルで再撮影しました。

2007/04/25 26:49-27:09 (各3min 3枚コンポジット)
セレストロン C8-EX + レデューサー(F6.3)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県広島空港南


    干潟星雲 M8
明るい光学系とHαが写るカメラの組み合わせで、散光星雲を撮らない手はありません(笑)
というわけで、夏を代表する赤い星雲M8干潟星雲です。 ただし、南に低い位置にあるので、いつもより南側が開けた観測地へ出向きました。

ガスの微妙な濃淡もはっきり写し取ることができて、大満足です。

2006/07/29 22:28-22:53 (各3min 3枚コンポジット)
タカハシ ε-180ED(F2.8)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県呉市野呂山
StellaImage5.0で処理後、
Photoshop CS2 にてカラーバランス補正・アンシャープマスク処理


    干潟星雲M8 三裂星雲M20 散開星団M21
天の川は星雲星団の宝庫で、この写真のように密集しているところも珍しくありません。 この写真には上から散開星団M21、三裂星雲M20、干潟星雲M8が写っています。 それぞれ特徴的な姿をしていて、双眼鏡で眺めていても飽きることはありませんね。

2004/06/14 26:32-26:43 (各3min 3枚コンポジット)
キヤノン EF300m F4 L (F4.0)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 10D (ISO 400,RAW)
宮城県川崎町


    球状星団 M13
ヘルクレス座にある大きな球状星団です。たくさんの恒星がボールのように集まっているように見えますか?
この対象は以前にも撮影したのですが、デジタル一眼で再チャレンジです。
中央部に近いところまで星が分解して見えて、思わずため息が出ます。

2004/05/25 26:27-26:30 (5min 露出)
セレストロン C8-EX + レデューサー(F6.3)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 10D (ISO 400,RAW)
宮城県川崎町


    球状星団 M15
ペガススの頭の先にある球状星団です。
以前銀塩で撮影していましたが、またもやデジタルで再撮影しました。

天馬ペガススの頭の星2つを0.5倍鼻先の方へ伸ばすとすぐに見つかります。

2007/07/27 27:17-27:30 (各1min 7枚コンポジット)
セレストロン C8-EX + レデューサー(F6.3)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県広島空港南


    オメガ星雲 M17
M17は別名を多く持つ星雲です。望遠鏡などでその姿を見ると、水面に浮かぶ白鳥の姿に見えることから“白鳥星雲”とも呼ばれていますが、一般的には“オメガ星雲”と呼ばれるようです。個人的には、白鳥の首が象の鼻のように見えるので“ゾウ”と呼んでいたりもします(笑)

ギリシャ文字のオメガに形が似ているということですが、私にはどこをどう見たらオメガ(Ω or ω)に見えるのか分かりません…。

2006/05/02 27:38-27:51 (各3min 4枚コンポジット)
タカハシ FC-76 + レデューサ (F5.9)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県東広島市篁山
StellaImage5.0で処理後、Photoshop CS2 にてアンシャープマスク処理


    三裂星雲 M20
いて座にある散光星雲です。南側の赤い散光星雲に、黒い暗黒帯がかかって3つに分かれて見えます。
赤色と青色の対比がとても綺麗なので、Hαがあまり写らない10Dでは撮影していませんでした。銀塩での撮影以来久々に20Daで再撮影しました。

2007/04/26 27:29-28:04 (各3min 8枚コンポジット)
セレストロン C8-EX + レデューサー(F6.3)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県広島空港南


    亜鈴状星雲 M27
こぎつね座にある惑星状星雲です。姿が鉄アレイのように見えることからこう呼ばれていますが、両脇からかじられたリンゴのようにも見えますね。
この対象も以前銀塩で撮影していてさらに10Dでも撮り直しました。がしかし、Hα光も写るカメラを手に入れ、より赤い部分がはっきり写るのではないか?と思い、またまた撮り直しました。画素数が増えたのも手伝って、大迫力かつ美しい姿に仕上がりました。

しかし、こうやってメシエカタログ制覇は遅々として進まないのです…_| ̄|○、

2006/05/24 27:07-27:28 (各3min 5枚コンポジット)
セレストロン C8EX + レデューサ (F6.3)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県東広島市篁山
StellaImage5.0で処理後、Photoshop CS2 にてカラーバランス補正


    アンドロメダ大星雲 M31
アンドロメダ座にある銀河です。我々の住む銀河系の隣の銀河なのですが、光の速さで210万年もかかるところにあります。またすぐ側にM32とM110が伴銀河としてあります。

さてさて、大物としては久々の、新しい撮影アイテムの登場です。
タカハシのε-180EDは、F2.8と非常に明るくて淡い星雲などの撮影にうってつけです。 その迫力は凄まじく、以前300mm望遠レンズで撮影したものとは比べものになりません。
その威力に圧倒されて、この後に自分でも所有することになろうとは…orz

それにしても、非常に細かいところまでよく写りますネ…

2006/07/28 23:44-24:10 (各3min 7枚コンポジット)
タカハシ ε-180ED(F2.8)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県東広島市篁山
StellaImage5.0で処理後、Photoshop CS2 にてカラーバランス補正


    さんかく座 渦巻き銀河 M33

さんかく座にある銀河です。渦巻き銀河を上から見た姿が大変美しいですね。
アンドロメダ大星雲ほどではありませんが大変大きく、腕の中に赤い散光星雲がたくさんあることが特徴です。 写真にもいくつか写っていますが、皆さんわかりますか?
同じ対象をFC-76で既に撮影済みですが、εという明るい光学系を手に入れたのでまたもや撮り直しです。

2006/07/28 25:25-25:34 (各3min 3枚コンポジット)
タカハシ ε-180ED(F2.8)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県東広島市篁山
StellaImage5.0で処理後、Photoshop CS2 にてカラーバランス補正


    散開星団 M35
ふたご座にある散開星団です。すぐそばに小さな散開星団NGC2158があります。
銀塩で撮影済みですが、デジタルで再撮影です。

2006/12/15 27:17-28:00 (各3min 2枚コンポジット)
タカハシ ε-180ED (F2.8)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県東広島市篁山
StellaImage5.0で処理後、Photoshop CS2 にてカラーバランス補正


    散開星団 M36,37,38
ぎょしゃ座の五角形の辺をまたぐように3つ並ぶ散開星団です。左(北)から順に、M38,36,37です。 M38のすぐそばには散開星団NGC1907、やや離れて散光星雲IC417が見えます。 以前銀塩で撮影していましたが、これもまたデジタルでの再撮影です。

このあたりには赤い散光星雲がたくさん分布しているのですが、ハッキリと写すには少し厳しかったようです。

2007/09/10 27:51-28:10 (各3min 6枚コンポジット)
キヤノン EF135mm F2L (F2.8)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 400,RAW)
広島県野呂山


    おおいぬ座 散開星団 M41とシリウス
おおいぬ座シリウスの南には散開星団M41があります。 中望遠レンズを使うとちょうどシリウスとM41が一緒に撮影できるのですが、 強烈なシリウスの光のためにゴーストが発生してしまったようです。 かなり絞り込んだんですが…
(青い星雲のように見えるものはゴーストのようです)

2006/12/22 26:33-26:39 (各3min 2枚コンポジット)
キヤノン EF135mm F2L (F5.6)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県呉市野呂山
StellaImage5.0で処理後、Photoshop CS2 にてカラーバランス補正


    オリオン大星雲 M42,M43
オリオン座の三つ星の南側にある有名な散光星雲です。 三つ星の南にある「小三つ星」を構成する星雲で、南の大きな方がM42、北側の小さな方がM43で、 M42の中には若い生まれたばかりの星であるトラペジウムという4重星があります。
肉眼でも十分見ることができ、望遠鏡で見ると羽を大きく広げた鳥のように見えます。
FC-76+10Dで撮影したものと比べると、迫力の違いをまざまざと見せつけられますね…。

2006/12/22 24:55-25:13
(3min 3枚 + 1min 4枚 + 30s 3枚 合計10枚コンポジット)
タカハシ ε-180ED (F2.8)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県呉市野呂山
StellaImage5.0で処理後、Photoshop CS2 にてカラーバランス補正


    プレセペ星団 M44
かに座の中央にはプレセペ星団と呼ばれる散開星団M44があります。 視直径もかなり大きく、双眼鏡で楽しめる対象です。

2006/12/22 26:53-26:56 (各1min 3枚コンポジット)
キヤノン EF135mm F2L (F3.5)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県呉市野呂山
StellaImage5.0で処理後、Photoshop CS2 にてカラーバランス補正


    プレアデス星団 M45
日本では「すばる」の名でおなじみのプレアデス星団です。
若い星々の集まりで、青い散光星雲が印象的な散開星団です。

またεによる撮り直しです…

「F2.8の明るさは如何ほどのものか?」というものを実感したくて、まだ昇って間もないプレアデス星団を撮ってみました。 期待通り、青い散光星雲が非常に濃く写ってくれて、子供の頃に見た天文台で撮影した写真のようですネ。
FC-76(F5.9)で撮ったものと比べると迫力がまるで違いますネ。
こうやって、カタログコンプリートはちっとも進みません…orz

2006/09/20 25:57-26:32 (各3min 7枚コンポジット)
タカハシ ε-180ED(F2.8)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,JPEG(L))
広島県東広島市篁山
StellaImage5.0でコンポジット処理後、Photoshop CS2 にてカラーバランス補正


    とも座 散開星団 M46,M47
おおいぬ座の鼻にあたるシリウスから、M50へとたどった耳にあたるθ星とは逆のγ星を ずっと延長すると、とも座の領域に2つ並んだ散開星団M46とM47があります。
微光星がたくさん並ぶM46と比較的明るい星がまばらに並ぶM47の姿は、 冬の天の川の中のh-χといった印象でもあります。
また、左のM46に重なるようにして、リング星雲NGC2438が見えます。

2006/12/22 25:36-25:48 (各1min 5枚コンポジット)
タカハシ ε-180ED (F2.8)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県呉市野呂山
StellaImage5.0で処理後、Photoshop CS2 にてカラーバランス補正


    うみへび座 散開星団 M48
うみへび座といっかくじゅう座の境界付近にある散開星団です。 かなり地味な星団ですが、天の川からも外れているために、 双眼鏡で楽に探し出すことができます。

2006/12/22 27:07-27:20 (各1min 8枚コンポジット)
タカハシ ε-180ED (F2.8)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県呉市野呂山
StellaImage5.0で処理後、Photoshop CS2 にてカラーバランス補正


    いっかくじゅう座 散開星団 M50
おおいぬ座シリウスから、犬の耳にあたるθ星までを同じだけ延長したところにある、 いっかくじゅう座の散開星団です。メシエ番号のついた散開星団の中では小規模で、 双眼鏡で見ても星雲状にしか見えません。地味な天体ではありますが、いっかくじゅう座では 唯一のメシエ天体です。

2006/12/22 25:20-25:24 (各1min 4枚コンポジット)
タカハシ ε-180ED (F2.8)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県呉市野呂山
StellaImage5.0で処理後、Photoshop CS2 にてカラーバランス補正


    子持ち星雲 M51
りょうけん座にある銀河です。銀河が衝突したために「子持ち」と呼ばれるように、大小2つの銀河が寄り添っています。
この対象は以前にも撮影したのですが、デジタル一眼で再チャレンジです。
銀塩での撮影より圧倒的に微細構造が見えますね。

2004/05/25 25:27-25:54 (各5min 3枚コンポジット)
セレストロン C8-EX + レデューサー(F6.3)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 10D (ISO 400,RAW)
宮城県川崎町


    散開星団 M52
カシオペア座にある散開星団です。粒ぞろいの星が小さく密集している姿は、圧巻です。 カシオペア座をはさんで反対側には二重星団h-χもあって、天の川の中はやはり豪華ですね。

2007/09/12 26:40-27:10 (各3min 5枚コンポジット)
セレストロン C8-EX + レデューサー(F6.3)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県千丈ヶ原ダム


    こと座リング星雲 M57
こと座にある有名なリング星雲がM57です。星が死んでガスの流出した跡がこのように見えるのですが、七色に輝いて非常に綺麗な星雲です。条件のよい日には、色の違いが肉眼でもわかるかも知れません。

2006/05/24 27:42-27:45 (3min)
セレストロン C8EX + レデューサ (F6.3)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県東広島市篁山
StellaImage5.0で処理


    黒眼星雲 M64
銀河の宝庫、かみのけ座にある銀河です。
暗黒帯が特徴的で、“目”のように見えることから「黒眼星雲」と言われています。

2007/05/17 24:06-24:40 (各5min 4枚コンポジット)
セレストロン C8-EX + レデューサー(F6.3)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県広島空港南


    しし座 渦巻き銀河 M65,M66,NGC3628
しし座にはM95,M96,M105という銀河のトリオがありますが、メジャーなのはこちらです。 右下がM65、左下がM66、上の細長い銀河がNGC3628です。大きさや角度などがそれぞれ違った姿なので、見ていても飽きない対象です。

2006/12/22 27:51-28:14 (各3min 3枚コンポジット)
タカハシ ε-180ED (F2.8)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県呉市野呂山
StellaImage5.0で処理後、Photoshop CS2 にてカラーバランス補正


    かに座 散開星団 M67
かに座にはプレセペ星団という散開星団もありますが、 カニの脚先にも散開星団M67があります。たくさんの微光星が密集している姿が大変美しいですね。

2006/12/22 27:26-27:34 (各1min 7枚コンポジット)
タカハシ ε-180ED (F2.8)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県呉市野呂山
StellaImage5.0で処理後、Photoshop CS2 にてカラーバランス補正


    球状星団 M71
M71は「や座」にある球状星団です。が、球状星団にしては星がまばらです。おかげで中心部までつぶれずに細かな星のツブツブまで分解して見えるという利点もあります(笑)比較的暗くマイナーなメシエ天体ですが、意外と楽しめます。

2006/05/31 26:27-26:40 (各3min 4枚コンポジット)
セレストロン C8EX + レデューサ (F6.3)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県東広島市篁山
StellaImage5.0で処理後、Photoshop CS2 にてカラーバランス補正


    うお座 渦巻き銀河 M74
久々の、新たに撮った対象です。

うお座のη星の近くにある渦巻き銀河です。 εで撮るには少々小さすぎた感もありますが、この日は透明度もよく腕がはっきり写りました。 次はシュミット・カセでの大写しにチャレンジしてみたいですね。

2006/09/20 25:15-25:43 (各3min 5枚コンポジット)
タカハシ ε-180ED(F2.8)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,JPEG(L))
広島県東広島市篁山
StellaImage5.0でコンポジット処理後、Photoshop CS2 にてカラーバランス補正


    惑星状星雲 M76
ペルセウス座にある惑星状星雲で、亜鈴状星雲M27を小さくしたような感じの星雲です。 しかし、亜鈴というより“落花生(ピーナッツ)”ですね。

2007/09/12 27:56-28:24 (各5min 5枚コンポジット)
セレストロン C8-EX + レデューサー(F6.3)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県千丈ヶ原ダム


    球状星団 M80
これもM4と同じく、さそり座にある球状星団です。
ですが、M4と比べると小さく、一見恒星と見間違いやすい対象です。

2007/04/25 27:31-27:42 (各3min 3枚コンポジット)
セレストロン C8-EX + レデューサー(F6.3)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県広島空港南


    おおぐま座 渦巻き銀河M81,不規則銀河M82
おおぐま座にある銀河2つです。南側の大きな方がM81、北の小さな方がM82です。この2つの銀河は、M81が渦巻き銀河、M82が不規則銀河と非常に対照的な姿なので、見ていて飽きない対象でもあります。
写真にはM81の東側に小さな銀河NGC3077が写っています。このように春の星空は銀河の宝庫でもあります。

2006/12/19 27:21-28:23 (各3min 9枚コンポジット)
タカハシ ε-180ED (F2.8)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県東広島市篁山
StellaImage5.0で処理後、Photoshop CS2 にてカラーバランス補正


    うみへび座 棒渦巻き銀河 M83
春の南の低い空、うみへび座の領域にM83はあります。 視直径が約10'で10等級かつ南の低い高度という条件なので、 黄砂のシーズンの前にどうしても撮影しておきたかった対象でもあります。
薄明迫る条件ではありましたが透明度の良さもあって、 棒渦巻き銀河の特徴でもある腕をはっきりと撮ることができました。

2006/12/22 29:39-29:52 (各3min 4枚コンポジット)
タカハシ ε-180ED (F2.8)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県呉市野呂山
StellaImage5.0で処理後、Photoshop CS2 にてカラーバランス補正


    とも座 散開星団 M93
おおいぬ座の尻尾のあたりにある散開星団です。

2006/12/22 25:55-26:02 (各1min 6枚コンポジット)
タカハシ ε-180ED (F2.8)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県呉市野呂山
StellaImage5.0で処理後、Photoshop CS2 にてカラーバランス補正


    しし座 銀河M95,M96,M105
しし座にあるメシエ銀河3つです。南西側がM95、南東側がM96、その北に西からM105,NGC3384、さらにやや南に小さなNGC3389が並んでいます。このすぐ東にはM65,M66,NGC3628の“春のトリオ”が並ぶ領域があります。

2006/12/19 28:47-29:13 (各3min 4枚コンポジット)
タカハシ ε-180ED (F2.8)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県東広島市篁山
StellaImage5.0で処理後、Photoshop CS2 にてカラーバランス補正


    ふくろう星雲 M97
この日はとても透明度が良かったので、淡い星雲もよく見えました。
M97 は別名“ふくろう星雲”とも呼ばれ、中央に2つ“眼”のような黒い部分が特徴的です。

2006/05/02 24:32-24:37,25:00-25:05,25:06-25:11 (各5min 3枚コンポジット)
セレストロン C8EX + レデューサ (F6.3)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県東広島市篁山
StellaImage5.0で処理後、Photoshop CS2 にてアンシャープマスク処理


    回転花火銀河 M101
「回転花火銀河」の異名を持つ、おおぐま座にある渦巻き銀河です。
メシエ天体ではありますが淡い部類で、肉眼で腕を確認できる日はそう多くありません。

2005/02/05 28:14-29:01 (各3min 7枚コンポジット)
セレストロン C8-EX + レデューサー(F6.3)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 10D (ISO 400,RAW)
宮城県牡鹿町御番所公園


    ソンブレロ銀河 M104
おとめ座とからす座のほぼ境界線上に、ソンブレロ銀河M104はあります。 その名の通り、ソンブレロという帽子に姿が似ているところからこの名がつきました。
ソンブレロに見える原因でもある暗黒帯が、ほぼ真横から見た銀河の前を横切っている姿が特徴的です。

以前εで撮影していたものを、長焦点で再チャレンジしました。
さすがに焦点距離が2.5倍以上とあって、細かいところの写り具合が違いますね。

2007/04/25 24:49-25:00 (各5min 2枚コンポジット)
セレストロン C8-EX + レデューサー(F6.3)
タカハシ EM-200B
キヤノン EOS 20Da (ISO 800,RAW)
広島県広島空港南


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