’00.10.21 福井(東尋坊/永平寺)レポー


自殺の名所? 東尋坊
やってきました。福井県の東尋坊。断崖絶壁の岩場が有名な観光名所。出張先の金沢から1時間位のところにある。
さすがに名所だけあって、お土産屋が沢山あり観光客も多かった。周囲には土産屋の駐車場が沢山あって、店員が手招きしていた。
絶壁の岩場  
ご覧のような断崖絶壁。スキー場の急斜面は最大でも40度。ここは90度。
この岩場の上は歩けるんだけど、驚いたことに柵やロープ等の安全策はなくて、その気になればいつだって飛び込むことが出来てしまう。さすが自殺の名所?
なんたって怖い
こんな近くまで行けてしまう。この位まで来ると恐怖感はかなりのもの。とても立って写真は撮れないから、這いつくばって撮影した。誤って落ちたりしたら命取り。高所恐怖症の人は絶対無理な観光地。
吸い込まれそう。かなり危険。
足がすくんでしまうような景色。マジで怖い。柵なんてものがないから、こんな画像も撮れてしまうのである。なんたって命がけの撮影。こんなに危険な観光地が日本にあって良いのだろうか。誤って落ちたりする人っているんじゃないかな。霊感が強い人なんかは引っ張られそうだ。これだけ近くだと、ちょっとバランスを崩せば落ちてしまう場所だ。
粗末にするな親からもらったその命
こんな標識もあったりする。やっぱりいるんだろうな。確かにいつでも飛びこもうと思ったら、すぐ出来てしまう。死ぬ勇気があったら車山のスポーツマンコースの直滑降なんか楽勝だと思う。ダイレクトに落差を感じるんだろうな。おー怖い。
こんな標識が青氷のスポーツマンコースの上にあったらどうする?それでもカービングでカッ飛びますか。
命は大切に
ここは崖の近くにある公衆電話。他の面には”救いの電話。旅先からふる里へ電話してみませんか”といったことも書かれていた。電話の脇にも”よく考えてみなさい”という張り紙とお釈迦様かなんかの置き絵がおいてあった。
命は大切にしよう。なんかあったらスキーしに行けばいい。カービングでカッ飛んだらきっと生きている喜びが感じられると思う。
曹洞宗大本山 永平寺
東尋坊から45分位のところに、曹洞宗の大本山、永平寺がある。お寺の敷地はかなり広く建物が沢山あって全て廊下でつながっている。山の中で大きな杉もあったりして、ちょっと日光東照宮ちっく。拝観料は400円。ここもかなりの観光客がいた。平均年齢は高い。
寺の敷地はかなり大きい
まず大きな部屋で永平寺の中の説明が修行僧から言われる。正面の絵が永平寺の全体図。土足厳禁なんで靴をビニール袋に入れて歩くことになる。
天井に絵が
巨大な寺を見てるだけで面白いといった施設はない。その中でこれはと思ったのが、ここの部屋。天井に絵が描かれていて珍しい。
建物は観光客が沢山して静粛感がいまいち。ここには沢山の修行僧がいて辺りの掃除なんかしていた。