2002年4月14日(日)
  八幡平スキー場  滑走レポー

滑走データ 天候  滑走時間  最大リフト待ち 滑走標高差*1 最大落下速度*2
9:40〜11:15 0分   1,458 190m/min
年間データ 現在の滑走日数 トータル標高差*1 最大落下速度*2
34日 107,032m 330m/min
*1:バーテックスキーで表される標高差(若干の誤差あり)
*2:バーテックスキーで表示される最大落下速度(1分間での垂直落下速度である)



 どんどん雪が減った。ついに桜が咲き始めた。岩木山の残雪からすると先シーズン比較で2週間分雪が少ない。ということは今年はGWを待たずにオフシーズン突入か?

 という事で、雪が少ない中、今日は八幡平スキー場をチョイス。八幡平は岩手県側の八幡平。予定は午前中スキーして、午後は近くの松川温泉に入って早めに帰る予定。日曜日だし、あんまし疲れると月曜日の仕事に影響するし。

 で、スキー場には9時頃到着。天気は良し。標高の高いところの雪が白くなっており、どうやら新雪が積もったようだ。こちらの山も黄砂の影響でかなり雪が汚れている。新雪の部分ははっきりと白くなっているので、どの辺りの標高から降ったのかはっきり見える。この時期に新雪。もしかしてラッキー・・・・・。この時はまだそう思っていた。

 まず、最下部のリフトに乗る。コースには殆ど雪がなく、かろうじて滑れる程度。雪が少ないのでこのリフトは板を持ってのる。このリフトの終点が春スキーのベースとなる部分だ。山スキーちっくな格好をしている中年スキーヤー達が沢山いた。ツアースキーにでも行くのだろう。自分は八幡平のオフピステは滑ったことないので全然判らない。

 さて、2本目のリフトに乗る。雪はかなり重いようだ。この2本目のリフト沿いが八幡平で一番面白いコース。中央に少し木があるものの幅200m位はありそうな急〜中斜面がある。多少ブッシュもあるようだが、大回りは出来そうだ。はやる気持ちを押さえてまずは山頂へ行く。

 3本目にリフト沿いは多少うねりがある緩斜面。雪が悪いし、スピードも出ないのでつまらないコースだ。わざわざ遅くて長いリフトに乗る必要はないのだけれど、来たからには一応山頂まで行かないと。

 山頂到着。さすがに3本リフト乗り継ぐと時間もかかるし疲れる。でも、天気も良いし、山の長閑さが実に気持ち良い。これが無ければ春スキーなんてつまらないと思う。

 早速、滑走開始。5cm積もっている新雪はかなり水分を含んでいて重い。雪というよりみぞれが積もったようなもの。板が全然走ってくれない。かえって、ザラメ雪の方がスピードに乗れる。新雪のところは雪が白くていいけど全然×だ。

 そこを過ぎると2本目のリフト沿い。八幡平で一番面白いコースだ。ここもザラメ雪の上に新雪。人が滑った跡は新雪は剥がれてザラメ雪が見えてる。ここは斜度があるので、そんなにつまることはないだろう。と思い、大回りを試みる。が、ここも全然スピードが出ないのだ。30度はある斜度なのに低速大回り。切り替え動作が難しい。なにしろ板が走らないから遅い。それでも急斜面だから早い切り替えしをしたくなる。山回りが低速でゆっくりと下に落ちていくあの感覚はなかなか味わうことは出来ない。全く重力と釣り合わないので、ドテって感じで転びそうだ。

 リフトに乗りこの斜面をもう一度滑る。今度は斜滑降で奥のバーンへ移動。この斜滑降は100m位する。長い斜滑降と言えば月山を思い出す。急なところを斜滑降するので新雪が雪崩のように崩れ落ちていく。こちらの斜面にはモーグルラインが1本出来ていた。今日の雪じゃ大回りはつまらないし、ということでコブにチャレンジ。コブのピッチは狭く深く彫れているが、雪が柔らかくスピードが出ないので、以外と簡単。自分の中では満足できた滑り。でも、息はゼェゼェ。

 それから何本か滑って撤収。帰りは松川温泉へ。かなり硫黄が強い温泉で秘湯チックだ。


















↓詳細画像はここ
◆画像1      
◆画像2      

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