羽黒山神社

周辺地図(mapion)


●羽黒山

「上河内村の象徴となっている羽黒山(標高458.2m)は、今から役7500万年前に起こった大規模な火山活動の時期に姿を現し、その後の海底火山活動や厳しい氷河期を経て現在の形となってきました。
この山ははじめ河内山と呼ばれていましたが、神社の建立にあわせて羽黒山と称されるようになりました。」
と看板に書いてありました。
この写真は北の方から見たところですが、なかなかいい感じですね。

●羽黒山神社

御祭神は稲倉魂命(うがたまのみこと)です。今から930余年前に宇都宮城築城に際して藤原宗円(宇都宮宗円)が祈祷修法出羽三山との関連を意識して創建したものと言われています。

こちらは参道石段の途中にあります「夫婦杉」です。
根っこのあたりがつながっとります。

右の写真が本殿で文政13年に再建されたものだそうです。
本殿の左側に立てかけてあるのは梵天と呼ばれるものです。
毎年11月23日に行われる梵天祭りの際に奉納されるということです。

●密嶽(みつたけ)神社

通称「隠居羽黒山」と呼ばれており、羽黒山三社大権現として鎌倉後期の元享二年(1322年)創建と伝えられているとのことです。
後に「三嶽大権現」、その後「水嶽大権現」と呼ばれましたが明治元年3月の神仏分離により現在の名前になったのだそうです。
山の上に位置する境内にはなんと水が湧き出しているのです(左下写真の注連縄のはってあるところ)。不思議ですね。

ふつうの人は羽黒山神社参りだけで帰ってしまうところですが、奥の院を見逃してはいけません。看板は小さいのが一つあっただけでしかもTVの中継局の向こうにあるので途中で間違ったかな?と思うほどの場所なのです。

磐座ですね。 こんな石も祀られています。

●ちょっと気になる神社

このページトップの写真を撮影したポイントの近くにこんな神社がありました。
なにかありそうな気がしたのですが、参拝していないのです。
神社名も不明。