ある日、奥多摩方面の地図を眺めていた私は”神戸岩”の文字を発見してしまいました。
そりゃ行かないわけにはいきませんなぁ。
というわけで、行ってまいりました。どうですこの石門。まさに神戸岩って感じですね。
現地の看板によれば、東京都指定天然記念物との事で、「神戸とは大嶽神社の入り口の意味である」
と言うことですが、近くにある大嶽神社は下流にあるので、どこかの山がもともと御神体なのかも
しれません。
左手の岩の拡大です。なにやらメンヒル状の岩が見えますね。
看板の話にもどります。看板の他に石碑があり、非常に難解な文章で、神戸岩縁起が綴られております。
それによれば聖武帝不倒平癒祈願のため大岳山頂に蔵王権現を勧請したのが天平19年(749年)で、関東平野を
見下ろすこの地に陸奥の蝦夷(アラハバキ族)防備の最前線を設置した云々と書いてあります。
それ以前の話が聞きたいところです。
神戸岩を通り抜ける遊歩道がついているのですが、しょっぱなから岩の飛び越しあり、ハシゴありの難コースです。
そこを超えるとご覧の通り一歩間違えば「渓谷にまっさかさま」の細くて滑りやすい遊歩道
(そんな呑気なもんじゃないね)が続いてます。
ちなみに私はビビッてこれ以上いけませんでした。
そんな屁タレのために、ちゃーんと隧道がついてました!
でも隧道も電気なんかついてなくて、まっくらけなのでご注意。
反対からのぞいてみても、やっぱり恐ろしい遊歩道です。
おまけ。現地のたんぽぽと、ちょっと下流の払沢の滝です。
ついでに温泉!
五日市側に降りるとつるつる温泉という温泉あり。
まあまあです。塩素たっぷりながら、つるつるしてます。独断評価:★★★
まあまあ近い、蛇の湯温泉たから荘
という手もある。かなりおすすめ。塩素フリー。案外すいてる。独断評価:★★★★
ちょっと遠いけど、一山こえてのめこい湯
という手もある。独断評価:★★★★。おすすめです。塩素フリー。近くにある日本一のローラー滑り台もお薦め。