花園稲荷神社


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上野公園の一角に鎮座する花園稲荷神社です。
看板によれば、「花園稲荷神社は「穴稲荷」「忍岡稲荷」とも呼ばれ創建年代は諸説あるが、 江戸時代初期にはすでに存在していた」との由。

こちらが本殿です。
しかし、核心は別の場所にあるようです。

入り口はこちらでございます!

寛永のはじめ、天海が寛永寺草創の際に忍ヶ岡の狐が住処を失った事を哀れみ一洞をつくり、 その上に祠を建てて祀ったものといわれております。
右手の穴ぼこが、その洞穴のようです。

こちらは花園稲荷の一段下に鎮座する五条天神社でございます。御祭神は大己貴命、少彦名命。 相殿は菅原道真公で寛永十八年(約350年前)に合祀されたという事です。
由緒書きによれば、景行天皇の御代、ヤマトタケルが御東征の際、上野の忍岡で薬祖神二柱の大神が 奇瑞を現し給い難を救われたので、ここに両神をお祀りしたと伝えられ1990年には鎮座1880年大祭が 行われる東都屈指の古社でございます云々。。。との事、要するに創建は西暦110年!


上野公園は桜がまだでしたが、五条天神社境内の桜は咲いてましたよ。
ちなみに上野公園では、つぼみの桜の下でしっかり花見客が盛り上がってました。
やっぱり花より団子。


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