御祭神は天照大神・素盞嗚尊です。神社看板によれば、式内社で官幣中社で武蔵国二の宮で云々といったぐあいに、
大変由緒正しい神社なのです。ここの地名(児玉郡神川村二の宮)も神社が由来となっているとの由。
社伝によれば、「日本武尊が東征凱旋の時、おばの倭姫命(やまとひめ命)から賜った火打ち石を
御霊代(みたましろ)として御室山(御岳山)に奉納し、天照大神と素盞嗚尊を祀ったのがはじまりとされている。」
との事です。また、
「本殿はなく拝殿だけという官・国幣社は信濃の諏訪大社と大和の大神神社とこの金鑽神社の3社だけの珍しいものである。」
というわけで非常に珍しく、かつ私好みの神社なのです。
参道右手にございます多宝塔でございます。天文三年(1534年)土地の豪族である阿保弾正全隆が寄進したものとされております。
なお、こちらは国指定の重要文化財となっております。
かたやこちらは、拝殿右手にございます樹齢600年以上という椿の古木です。
終わり間際のようでしたが花を沢山咲かせており、まだまだ元気なのです。
拝殿左手より、こちらの遊歩道を歩いていけば鏡岩まで20分ほどかな。たいした距離じゃありませんし、足元も綺麗に整備されている
(階段になってます)ので、比較的楽にたどりつけます。
こちらが鏡岩(天然記念物)です。ぴかぴかでしょ。
地質学的には「紅鉄変岩スレ肌」という小難しい名前になるそうですが、
実に見事なピカピカぶりなのです。
周辺の岩もピカピカ予備軍的性質を備えているようにみえました。
鏡岩の上にもさらに遊歩道はのびておりまして、階段をのぼりつめるとこのような広場にでます。
そしてここからもいくつかの分かれ道が延びております。
広場には、良いお顔の石仏が沢山あるのです。
広場から左のほうに行くとそこには。。。
こんな岩屋があるのです。ちょっと縄文風味が効いてますね。
一方、広場右手にほそーい道があったので、とりあえず行って見る事にしました。
道のりは険しいよ。のぼりは良いが下りが非常にキビシー!山城の跡地だったそうですが、凄い石があったり見晴らしが
よかったりとかのメリットはまったくありませんので、行かないほうがいよ。
ついでに温泉!
山の向こうにある神流川温泉でしょうねぇ。 ナカナカですぞ。