前回の参拝は1998年(寅年)、そして今回(といってもちょっと前ですが)は2004年ということで、再び祭りの年(申年)に訪れる事が出来ました。
以前はなかったと思うのですが、諏訪神社公式サイトが立ち上がったようなので、是非ご覧下さい。
前回のレポートでわかったような顔して、「諏訪神社の本質はここにある」とか言い張ってますね。
今の気持ちとしては、まあどっちかっつーとそうかもしんないけど、後ろ山もよく調べてねって感じです。ハイ。
ちなみに以前参拝したときの写真は、「銀塩カメラ->しょぼいスキャナ」だったかもしんない。今回は1ランクupして2Mpixカメラです。
左手が「荒玉社」で原始農耕神との由。田の神を降臨させる社なのです。
かたや右手は建御名方の子供たちを祀るという「若御子社」でございます。かつては元旦にはこれらの社に大祝以下神官が参拝したという重要な摂社なのです。
こちらは「御室社」でございます。「穴巣始」という穴籠りの神事が行われていた遺跡なのです。
中世以降は惜しくも途絶えてしまっているとの事です。
「弓立石」(または「矢立石」)でございます。
大きな石ではありませんが、味のある石ですね。
前宮拝殿です。
熱心にお祈りしてるおばあさんがいました。
なんとも素敵な神社です。
ま新しい御柱が美しいですね。
左の写真に見えてるのが、「水眼(すいが)」と呼ばれる湧き水を源流とする御手洗川です。
南東側の鳥居です。なにやら巨石もございます。
鳥居下からみたところです。御柱もありますね。
本殿は左手のほうです。
硯石です。今回もイマイチの写真ですね。
また出直します。
温泉の手水です。素晴らしい!
我が国最古の神社の一つであり、信濃の国の国造りをなされたのちこの地に鎮座なさった
ということです。全国一万有余の諏訪神社の総本社で、御祭神は建御名方神(たけみなかたのかみ)、
八坂刀売神(やさかとめのかみ)で主祭神は建御名方神です。もちろんあの「御柱祭」の諏訪大社です。
ちょうど1998年は祭りの年(寅年と申年がお祭りの年です。)に当たり私が参拝したときは
新しい御柱が立っていました。
本殿前の看板には以下のように記されています。
「スワ神は遠く上古の古事記、日本書紀のなかにみえるがここ前宮は古来より諏訪明神
の住まうところとして生き神なる諏方大祝(おおほふり)の居館を在し神秘にして原始的な
ミシャグジ神を降ろして諏訪明神の重要な祭祀、神事を執り行った聖地である」
のだそうです。本殿脇には「水眼(すいが)」と呼ばれる湧き水を源流とする御手洗川も
流れているのです。
しかし蛇体のかみさま「ミシャグジ神」っていったい?!!
これは案内地図によると「大石さま」だと思います。石はきっとこれだけじゃないと思うのですが...
鹿の頭を供えたり、半地下室に籠もる神事(穴巣始)があったりとにかく不思議な神社なのです。
ちなみに本殿後ろの守屋山は聖なる山なのです。きっと何かがあるに違いない。
4つの諏訪大社の中で一番観光客を相手にしていませんが、諏訪大社の本質はこの神社
にあるような気がします。
ここも凄い神社です。いかにも御神域然としています。
鳥居は諏訪湖の方向(北東)と前宮の方(南東)にありまして本殿は(北西)を向いているのです。
なんだか不自然な配置なのです。東側の鳥居からの参道は屋根がかかった建物になっており、
こっちが正門なのかなーという感じです。
現在拝んでいる方角は前宮の方にあたりますが古くは守屋山を拝んでいたのでそうです。いいですねー。
諏訪神社は上社下社ともに本殿がなく山岳崇拝の色濃く残る神社なのです。
太い木もいっぱいあるしつるつるの御柱もあるしお湯まで湧いているしおまけに
境内には七不思議まであるのです。すごいでしょ!
ちなみに幣殿、拝殿は重文です。
右写真右中央に見えるのが「硯石」です。この巨石は神降ろしのための磐座だったのです!
このように神聖なものが一般人が拝める場所に堂々とあるなんて、諏訪大社はなんて太っ腹
なんだろう!
ちなみに参道が一番楽しいのはこの神社です。とくに「生のところてん」は絶品!!!
食わないと損するので是非食ってみましょう。