母智丘(もちお)神社

周辺地図(mapion)



「もちお」でweb検索をかけてみると、ここはどうやら桜の名所として有名なようです。しかしその実体は「すんごい巨石がいっぱいある聖地」だったのです。
はっきり言って巨石ファンは卒倒するかもしれません。
この神社の有る山は曲玉みたいな形をしとりまして、配置的に福島の千貫森と一貫森の関係に相当するような施設配置を感じさせます。
二枚目の写真は駐車場から見える山です。これも関連っぽいでしょ。
こんなにも怪しい場所を案内してくださった猫ばす堂さんに感謝いたします。
なお、御祭神は豊宇気姫神と大年神とのことです。

社殿の裏にまわるといきなり巨石があって感激するのですが、そこはちょいと落ち着いて通り過ぎていただいて。(写真失敗のため。。。)稲荷大石を見てみましょう。こちらがお稲荷さんがどっかと乗せられているばかでっかい磐座です。大きさはとにかくでかいです。驚きます。しかし石があまりにでかすぎて、しかも夕方だったので暗くて、写真がとれない!

稲荷大石を反対からみるとこんな風になってるのです。これはもともと泰山さんの主張なのですが、「石門は結界への出入り口として非常に重要」という意見は非常に納得がいきます。でもって、その下の写真は座布団大の窪みです。私が見たときはご覧のとおり乾いてました。しかしこれは見ようによっては生贄関連遺構といえないこともないような。。。
どんなもんでしょう?
ほんとにすごい巨石です。今までいろいろな巨石を見てきましたが、総合ポイントで五本の指に入るなぁ。
こちらは稲荷大石のちょっと上の方にあった石切作業用と思しき穴ぼこです。
展望台付近にあった石碑なのですが、これって陰石の転用品でしょ。

ここはほんとに、巨石ファンたるもの一生に一度は見るべき聖地です。明るい時にまた行きたいです。


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