創建は承和9年(842年)と県内有数の古刹でございます。陸奥の国守であった小野篁が山城国紀伊奈利山の稲荷明神を勧請したとされておりまして、御祭神は食稲魂神(うかのみたまのかみ)、保食神(うけもちのかみ)、稚産霊神(わくむすびのかみ)なのです。
右写真に見えますのが1812年造営の随身門でございます。桜の季節に訪れていただきたい神社ですね。
こちらが本殿です。
数年前に火災(放火だったかな?)で消失してしまい現在の社殿は非常に新しいものになっております。
本殿の右下に通路がついておりまして、そこを通って核心に向かいます。
そこはちょっとこんもりとした小山のようになっており、お稲荷さんが祀られているのです。(左下)また本殿地下には「元宮」と称してこのような祠があります。(右下)どうやら核心はこの辺にあるようですが、それはいったい何なんだと問われれば、お答えできません。