信夫山は古くから信仰の山で、地元では御山あるいは青葉山とよばれていたそうです。
いまや土手っ腹に道路と新幹線のトンネルが通りおまけに桜の名所だしかなり俗っぽい
イメージのほうが強くなっている印象をうけますが、羽黒神社、月山神社、湯殿山神社、権坊稲荷神社等々、数々の神社が散在する信仰の山なのです。
しかも私の大好きな巨石遺構もちゃーんとあったのです。
「こぶがはら神社」というそうです。三峯山、金剛山、石裂山の三山の神々を祀る霊場で
社はないのです。本殿は岩屋です!久しぶりに大コーフンの物件にお目にかかることができました。
この写真は登り口の所ですが道があるような無いような非常に危うい所なので参拝の方は十分ご注意下さい。
登っていくといきなりこんなでかい立石にお目にかかれます。
昔々信夫山の神々が不思議なこの立石のかたちを作ったとして山の神を祀り、聖地としたのだとか。
左後方にはこんな岩があります。あきらかに陰石ですね。
二つの岩のそばには明らかに磐座と思われる空間が存在しております。まさに聖地といった風格を備える素晴らしい場所です。巨石ファン必見の物件でございます。
おまけに見晴らしも抜群です。
車では小回りが利かなくて駄目です。次は歩きか自転車で攻めてみます。
それにしても恐るべし信夫山!