Eurofighter TYPHOON

Photo by  www.eurofighter.starstreak.net/

Eurofighter Typhoon(タイフーン)は、イギリス、ドイツ、イタリア、スペインの4か国が協同で開発した次世代戦闘機です。1970年代より計画され、1986年に原型機が初飛行しました。コックピット下方に下反角のついたカナード(前翼)をもつデルタ翼機で、軽量化と高機動性をねらって採用されました。コンピューターによる姿勢制御(CCV)を前提に、縦(ピッチ)安定を低下させた重心位置を持ち、運動性を向上させています。(もちろん、姿勢制御装置を持たない紙飛行機では、正の縦安定性を持たせています。)種々の技術的、経済的問題や、世界情勢の変化(冷戦構造の崩壊)により実用化は遅れていましたが、現在の形の初号機は1994年に初飛行し、2002年末までには配備が始まる予定です。上記4か国以外にはギリシアやノルウェーで候補になっています。(韓国の次期戦闘機計画ではF-15Eに敗れました。)

タイフーンの設計図のダウンロード(pdfバージョン)
Download TYPHOON Drawing (pdf version)



Typhoon の作り方

ダウンロードした設計図をケント紙にプリントします。pdfファイルを表示するためにはAcrobat reader がインストールされている必要があります。紙が厚いのでプリンターをハガキ印刷など厚紙印刷の設定にしてください。太い線に沿って、型紙から部品を切り出します。点線、一点鎖線はそれぞれ山折り、谷折り線なので、のり付け前にあらかじめ、定規を当てて折り曲げておいてください。コックピット(操縦席)部分1を最初に作り、胴体の内側にはさむように取り付けます。垂直尾翼2を胴体の内側に取り付けます。次に胴体の内側に接着剤をぬり、貼りあわせます。主翼を胴体下側に取り付けます。主翼の上半角は0度にします。コックピット下方のカナードの下側から補強部品5,6を貼ります。カナードは10度ぐらいの下反角をつけます。エンジンエアーインテーク7を主翼の下側に取り付けます。前縁はコックピット部品1の下に描いてある薄い線を指標にします。カタパルトフックを切り取ります。機首のカバーを機首をおおうようにはります。

仕上げ         
主翼は、前縁で上に凸の弓状の丸み(キャンパー)をつけ、左右でねじれ方に差がないか確かめる。主翼の外側は、わずかに中央部より迎え角が小さくなるように(下向きに)する(ねじり下げをつける)。主翼の後端をわずかに上にねじります。屋外で飛ばすときは、透明なスプレーラッカーで薄く塗装してください。
 
 

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