セスナ　サイテーションVはアメリカのセスナ社製のビジネスジェット機で1989年に引き渡し開始となりました。直線翼とターボファン ジェッ トエンジンを組み合わせた機体で、それ以前の後退翼を持つビジネスジェット機と比べると、飛行速度はやや遅いものの安価で操縦しやすく、プロ ペラ機と比べると早く快適なため人気を呼び、多数生産され世界中で使われています。ビジネスジェット機以外の目的としては、広大な北海道では 地域の医療機関では提供できない高度・専門的な医療を必要とする患者を、ヘリコプターでは飛べない長距離、速度で北海道内外の高度医療機 関に運ぶために使用されています。右の写真は、患者搬送のための機体　北 海道メディカルウイングです。

セスナサイテーションVの作り方

  ダウンロードした設計図をA4のケント紙にプリントします。pdfファイルはAcrobat Readerをインストールして表示、印刷し てください。
太い線に沿って、型紙から部品を切り出します。点線、一点鎖線はそれぞれ山折り、谷折り線なので、のり付け前にあらかじめ、定規を当てて折り 曲げておいてください。まず主翼6に補強材7を中心線を合わせて貼りあわせておきます。細い中心線の矢印が前方向です。主翼はわずかに弓形に 丸み（キャンパー）を付けます。胴体中央部分1に左右の部分2、3をあらかじめ水平尾翼取り付け部の1点鎖線を曲げておいてから貼り合わせま す。機首の部分4を上からかぶせて貼ります。さらに機首 のカバー5を機首をおおうように貼ります。カタパルトフックを切り抜きます。主翼を胴体に取り付け、上反角を5°ぐらい付けます。左（8）右（9）の水平 尾 翼を垂直尾翼に取り付けます。水平尾翼にも上反角を付けます。重りを入れな くても重心はそのままで合うように設計しています。

仕上げ　　　　　　　　　

主翼は、上に凸の弓状の丸み(キャンパー）を少しつけ、左右でねじれ方に差がないか確かめる。
屋外で飛ばす場合は、機体の耐水性を増すために、全体に薄くラッカーで塗装してください。透明のスプレーラッカーが薄く均一に塗れるので良い ようです。