Sukhoi Su-57

 
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Su-57 設計図(pdfバージョン)
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スホーイSu-57はロシアの第5世代多用途戦闘機で、ステルス性と運動性を兼ね備え、アメリカのF-22に匹敵すると言われています。翼の平面 形もF-22に良く似ていますが、エンジン配置はSu-27などに似て左右離れて配置されています。 2010年に初飛行し、PAK FAと呼ばれて試作機が作られていましたが、2017年8月に制式名称がSu-57である発表されました。2020年頃から本格配備が始まるとのことです が、やや遅れているようです。(Wikipediaなどによる) 飛行の様子は、You Tubeで検索するといくつも出ています。この紙飛行機は、Su-57の平面型をほぼ忠実に再現していますが、安定して良く飛びます。うまく調整すると、 垂直上昇(ゴムカタパルトでほぼ垂直に打ち上げると、上昇して上空で水平飛行に移行しそのまま滑空)するようです。翼下に、特徴的な菱形に開口し たエアーインテークを再現しました。検索した範囲では、Su-57の切り紙飛行機は見当たらず(折り紙飛行機はありますが)、公表された世界最初 の良く飛ぶSu-57紙飛行機だと考えています。

Su-57の作り方

ダウンロードした設計図をA4のケント紙にプリントします。pdfファイルはAcrobat Readerをインストールして表示、印刷し てください。 作り方は他のモデルも参考にしてください。
太い線に沿って、型紙から部品を切り出します。まず胴体の製作に入ります。点線、一点鎖線はそれぞれ山折り、谷折り線なので、のり付け前にあ らかじめ、定規を当てて折り曲げておいてください。コックピット(操縦席)部分1は胴体の内側に挟み込んで機首先端を合わせて接着します。機 首 のカバー6、7を機首をおおうように貼ります。カタパルトフックを切り抜きます。エンジンの空気取り入れ口(air intake)は谷折りして薄い菱形の線に合わせて貼りあわせます。翼と胴体は後端が一致するように(エンジンノズルも一致)貼り付ける。垂 直尾翼は、胴体後部の左右の水平尾翼の内側と後端に合わせて薄い線に合わせて取り付け、垂直より外側に25度かたむけます(左右の垂直尾翼の 先端が7.7cm離れます)。主翼の上反角は0°、水平のままにします。主翼の後ろ、垂直尾翼の取り付け部から胴体ののりしろの曲線に一致す るように、水平尾翼全体をごくわずかに上向きに曲げておきます。重りを入れなくても重心はそのままで合うように設計しています。

仕上げ         
主翼は、上に凸の弓状の丸み(キャンパー)を少しつけ、左右でねじれ方に差がないか確かめる。作り方でも述べましたが、垂直尾翼は、垂直より 外側に25度かたむけます。水平尾翼は、外側の後端をわずかに上にねじります。主翼の外側には、わずかにねじり下げ(主翼前縁を外側ほど下に ねじって迎え角を小さくすること)を付けます。主翼キャンパーは外側ほど曲率半径を小さくします。ピッチ調整(水平飛行の調整)の ためには水 平尾翼後端をわずかにねじります。
屋外で飛ばす場合は、機体の耐水性を増すために、全体に薄くラッカーで塗装してください。透明のスプレーラッカーが薄く均一に塗れるので良い ようです。軍用機の雰囲気を出すには、銀鼠のカラーケントや色上質紙超厚口を使うといいと思います。
 
 

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