MiG-29 Fulcrum

 

MiG-29は、旧ソ連で開発された、優れた運動性をもつ単座の戦闘機で、ロシアや旧共産圏諸国、インド、イラン、マレーシアなどで使われています。この紙飛行機では機体の平面形はほぼ実機を忠実に再現していますが、安定して良く飛びます。青空を背景に旋回する姿はエアーショーの展示飛行みたいです。(もっとも私はMiG-29の実物が飛んでいるのを見たことはありませんが。)
 

  
本物のMiG-29 に乗りたければ ....
If you want to board real MiG-29 ...
 
 

MiG-29 の設計図(JPEG)のダウンロード       MiG-29 の設計図(pdfバージョン)
Download MiG-29 Drafting        MiG-29 Drafting(pdf version)



MiG-29 の作り方
機体の構造はF/A-18と同じです。ダウンロードした設計図をケント紙にプリントします。pdfバージョンのほうが図が鮮明できれいです。(Acrobat reader がインストールされている必要があります。)JPEGの場合はブラウザの設定によっても違いますが、一旦設計図を保存して、JPEG形式の画像が読めるアプリケーション(Photo Shop TM など)で設計図のJPEG画像を開き、印刷すると良いようです。紙が厚いのでプリンターをハガキ印刷など厚紙印刷の設定にしてください。太い線に沿って、型紙から部品を切り出します。点線、一点鎖線はそれぞれ山折り、谷折り線なので、のり付け前にあらかじめ、定規を当てて折り曲げておいてください。胴体のコックピット(操縦席)部分は内側に折り込む。カタパルトフックを切り取る。主翼の上半角は0度(付けなくて良い)です。胴体の後縁を主翼の後ろのエンジンノズルの間のへこんだ部分と一致させて貼ります。垂直尾翼は、谷折線で直角に立てる。水平尾翼は垂直尾翼の下側から、エンジンの形が一致するように胴体の後縁に合わせ取り付ける。機首のカバーを機首をおおうようにはる。
Rev.1.1:主翼補強や機体後部の形などを少し改良しました。(2000.5)

仕上げ         
主翼は、上に凸の弓状の丸み(キャンパー)をつけ、左右でねじれ方に差がないか確かめる。主翼の外側は、わずかに中央部より迎え角が小さくなるように(下向きに)する(ねじり下げをつける)。これは縦の安定性を増すと同時に、翼端失速を防ぐためです。

翼端失速とは
この機体のような、後退角をもつ主翼は、表面の気流の関係で、翼の中央部と端で迎え角が同じ場合、迎え角が大きくなって失速する際、翼端から先に失速します。そうなると、左右の揚力に大きな差が生まれ、機体はきりもみ状態に陥ってそのまま回復不能になります。この現象を翼端失速と言います。
 

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