Aero L-39 Albatros
 


 
 

L-39の設計図(pdfバージョン)
Download L-39 Drawing(pdf version)

L-39は、旧ソ連やワルシャワ条約軍各国(東ヨーロッパ諸国)の代表的な基本ジェット練習機で、1974年から配備されこれまで2800機以上が生産されたそうです。チェコのアエロ社が生産しています。主翼は低翼の直線翼で、エンジンの空気取り入れ口は、東ヨーロッパに多い草地飛行場で異物吸入のおそれの無い機体の肩部に配置されています。L-39のバリエーションにはエンジンや電子装備品を西側の物にしたL-139、地上攻撃能力を向上させ軽攻撃機としたL-59/L-159があります。この紙飛行機では、滑空性能の向上をねらって、主翼の形や取り付け位置を少し変えています。うまく調整すると垂直上昇させ、滞空時間を稼ぐことができるかもしれません。

 実機のL-39を使って訓練を

L-39 の作り方

 

ダウンロードした設計図をA4のケント紙にプリントします。pdfファイルはAcrobat Readerをインストールして表示、印刷してください。
太い線に沿って、型紙から部品を切り出します。点線-----、一点鎖線_ . _ . _はそれぞれ山折り、谷折り線なので、のり付け前にあらかじめ、定規を当てて折り曲げておいてください。まず、コックピット1を製作します。点線で折り曲げ、貼りあわせます。カタパルトフックをきりぬきます。次に垂直尾翼2を切り出し、胴体3の内側に貼り付けます。コックピット1も胴体3の内側にはさみこみます。胴体後ろのエンジンは、直角に折り曲げます。胴体の前部は外側に折り曲げ、貼りあわせカタパルトフックを切り抜きます。主翼4は、前縁を下側に折り曲げ、一部を2重にして補強します。あらかじめ、10度ぐらいの上反角をつけておき、乾いたら胴体下側に主翼4を取り付けます。水平尾翼4を、垂直尾翼基部に挟み込んで取り付けます。機首のカバー6を機首をおおうようにはります。鉛重りを入れなくても重心はそのままで合うように設計しています。(lead-free policy)
 

仕上げ         
主翼は、上に凸の弓状の丸み(キャンパー)をわずかにつけ、左右でねじれ方に差がないか確かめる。主翼の上反角は10°つけます。
屋外で飛ばす場合は、機体の耐水性を増すために、全体に薄くラッカーで塗装してください。透明のスプレーラッカーが薄く均一に塗れるので良いようです。水平尾翼の外側、後端を少し上にねじります。
 
 

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