F-4 PHANTOM II
 
 

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F-4 PHANTOM II (ファントムII)は1958年にマクドネル社(その後、合併してマクドネル・ダグラス社となり、現在はボーイング社に吸収合併)によりアメリカ海軍の艦載戦闘機として開発され初飛行しました。大きなパワーに支えられた高性能と多用途性が認められ、アメリカ空軍・海軍・海兵隊や西側各国に採用され総生産機は5129機にも達し(Boeing社のHPによれば、5195機)西側のジェット戦闘機のベストセラーです。アメリカではすでに全機が退役していますが、我が国の航空自衛隊(JASDF)をはじめドイツ、イスラエル、トルコ、韓国などで近代化改修され現在も使われています。ライト兄弟の初飛行からまだ100年しか経っていないのに、F-4 PHANTOM IIはその40%以上の期間も飛んでいることになります。 (世界航空機年鑑2002などより)
 

F-4の作り方


 
 

ダウンロードした設計図をケント紙にプリントします。うまく表示できないときはAcrobat Readerをインストールして表示、印刷してください。
太い線に沿って、型紙から部品を切り出します。点線は山折り、一点鎖線は谷折り線なので、のり付け前にあらかじめ定規を当てて折り曲げておいてください。始めにコックピット1、垂直尾翼2を点線にそって折り曲げて貼っておきます。胴体3は中心線、主翼水平尾翼取付部、機首部分、などの折り目を付けた後、左右の機首部分を内側に貼りあわせておきます。コックピット1と垂直尾翼2を胴体の内側に取り付け胴体を貼りあわせます。胴体のカタパルトフックを切り取り、次に機首カバー8を機首をおおうようにはりあわせます。主翼4と主翼補強部品5は外側の薄い線にそって少し折り翼端の上半角をつけておきます。主翼補強部品5のまわりの薄い線を参考に主翼4の下側に主翼補強部品5を貼り付けます。
胴体が完成したら主翼を取り付けます。主翼の翼端に上反角を12度から15度ぐらい付けます。水平尾翼を下側から取り付けます。水平尾翼には下反角を23度付けます。重りを入れなくても重心はそのままで合うように設計しています。(lead-free policy)

仕上げ         
主翼は、上に凸の弓状の丸み(キャンパー)を少しつけ、左右でねじれ方に差がないか確かめる。主翼の外側には捻り下げをつけます。
屋外で飛ばす場合は、機体の耐水性を増すために、全体にラッカーで塗装してください。

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