BOEING (McDONELL DOUGLAS) F-15 EAGLE
 


 

F-15の設計図(pdfバージョン)
Download F-15 Drawing(pdf version)

F-15はアメリカ空軍により、あらゆる戦場において制空権を確保することを目的に開発された戦闘機です。長い航続距離と全天候作戦能力をもつ大型の機体に新たに開発された強力なエンジン、最新の航空技術とチタン合金をふんだんに使って軽量化し、優れた空中機動力を発揮させています。1972年に初飛行し、1975年から配備が始まりました。我が国の航空自衛隊でも約200機保有しています。性能は申し分ないのですが高価なため、装備しているのはアメリカ空軍(894機)、日本、イスラエル、サウジアラビア、UAEだけですが、最近韓国の次期戦闘機に決まったようです。F-15Eは最新型で、制空戦闘機にも、戦闘爆撃機にも使える多目的機で複座です。F-15は、マクドネルダグラス社により開発されたのですが、マクドネルダグラス社がボーイング社に合併されたため現在はボーイング社で作られています。この紙飛行機は翼の平面形はほぼ実機を再現していますが安定して良く飛びます。

F-15E EAGLEの作り方

ダウンロードした設計図をA4のケント紙にプリントします。軍用機の雰囲気を出すには、銀鼠のカラーケントを使うといいと思います。pdfファイルはAcrobat Readerをインストールして表示、印刷してください。
太い線に沿って、型紙から部品を切り出します。点線、一点鎖線はそれぞれ山折り、谷折り線なので、のり付け前にあらかじめ、定規を当てて折り曲げておいてください。まずコックピット(操縦席)1を折り曲げて貼りあわせておき、胴体2の内側にはりあわせ、胴体を作成します。機首のカバー3を機首をおおうようにはる。カタパルトフックを切り抜きます。エンジンの空気取り入れ口(air intake)は図のように折って胴体の下側に貼りあわせます。垂直尾翼は、一点鎖線で折り曲げ垂直に立てます。水平尾翼は薄い線を垂直尾翼の立ち上がった部分に一致させ、後は胴体の後縁と一致させて貼ります。翼と胴体は後端が一致するように(エンジンノズルも一致)貼り付ける。主翼の上反角は0°、水平のままにします。主翼の後ろ、垂直尾翼の取り付け部から胴体ののりしろの曲線に一致するように、水平尾翼全体をわずかに上向きに曲げておきます。鉛重りを入れなくても重心はそのままで合うように設計しています。
 

仕上げ         
主翼は、上に凸の弓状の丸み(キャンパー)を少しつけ、左右でねじれ方に差がないか確かめる。作り方でも述べましたが、垂直尾翼は、垂直に立てます。主翼キャンパーは外側ほど曲率半径を小さくします(コニカルキャンパー)。主翼の外側には、ねじり下げ(主翼前縁を外側ほど下にねじって迎え角を小さくすること)を付けます。
屋外で飛ばす場合は、機体の耐水性を増すために、全体に薄くラッカーで塗装してください。透明のスプレーラッカーが薄く均一に塗れるので良いようです。屋外で、カタパルトで飛ばす場合は、少し上反角を付けたほうがいいかもしれません。
 
 

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