Yellow Submarine 千葉店で毎年行われる「ホビーコンテスト」に合わせて製作しました。

テーマは、5代目の配色を4代目に乗せることです。
この時代の車は内装がグレイ系のものが多く、今の時代のように、
黒をベースにメタリックパーツや光沢パーツと合わせることのない時代でした。
現在は黒を基調にした重厚感のある内装が好まれます。
ということで、4代目Zを5代目Zの標準色にしてみたらどう見えるか、ためしてみました。
ただ内装は作りが違うため、特徴的なシートの色は採用し、全体としてチタン調に仕上げました。
5代目の配色指示はタミヤのものに従い、内装は黒と白が10:1の色がベースです。

これは自分にとって、模型製作の大きな転換期となった作品です。
自分で足りないものを作れるようになってからのもので、
ヘッドライトの後ろがそのままだとすかすかですが、ここにメッキパーツを当ててみたり、
ATしかなかったものをMTにしてみたり、マフラーもメタルパーツにして、
サイドミラーは切り出したプラ板に曲面追従シートを貼るなど(直接はパーツのヒケが大きすぎて無理)、
一段階上の完成度を目指すための技術がそろってきたころでした。
ボディ色も Super Fine Silver を使い、ボディ用に初めて Super Metalic を使いました。
ここまできて、次からモールドを彫り直すところまでいきます。

技術は日進月歩です。