Yellow Submarine 千葉店で毎年行われる「ホビーコンテスト」に合わせて製作しました。
店長自らの推挙で決まる店長特別賞に、技術の高さを評価され選ばれました。

野性的な色が卓越した走りを予感させる、というテーマで作りました。販売された実車にこの色はありません。
技術的な見せ場は、粒子感の目立たないメタリック、しかも色は混色ということ、
リアのライトは標準だと全体の雰囲気に合わないため、自作したところです。
モールドは墨入れせず、かわりにこれでもかというくらい深く彫りこんで自然の影を作っています。
ホイールはメッキを落としてつや消しの黒にしました。

一般的に光沢の度合いは三段階ですが、細やかな違いを引き出すため、黒は四段階にしています。
店長からは光沢塗装の技術を特に高く評価されましたが、光沢よりもムラのないメタリック塗装のほうが実は苦労しています。
光沢塗装で大事なことは平滑面です。メタリックは下地が完全な平滑面でないと、
あとからクリアをかけたときにでこぼこが浮かび上がり、美しいメタリック面が得られません。