1990年の11月と言えば写真を撮り始めてまだ2ヶ月ぐらいだった。あの頃はリサイクル屋で買ったAE1にFD50mmを付けて練習のためあちこちに撮影に出かけていた。このショットはこの近所でたまたまおばあちゃんが落ち葉を燃やしていた。そこに運良く光が差し込んでいて、さらに女の子が一人立っていたという最高のシチュエーションがあった。そこにたまたまカメラを持った私が偶然通りがかったので撮れたわけで、まざに偶然の連鎖が撮らせた写真です。まだテクニックなどなかったわりにはよく撮れてるなと思います。これを当時習っていた先生に見せたら「運も腕のうちだよ」って言われました。感じたら迷わずシャッターを切れ!という私の写真人生の原点になった思い出の作品です。 |