・ちびまる子ちゃんの世界 熊本県阿蘇市坊中 1991/8



昭和40年代から50年代にかけて、ちょうど私が小学生だった頃、近所の駄菓子屋は仲間たちのたまり場だった。50円もあれば結構楽しめたもんだ。汚くて胡散臭い雰囲気だったけど、とにかく楽しかった。何が飛び出すか分からないドキドキ感があった。そう、まさに漫画「ちびまる子ちゃん」の世界だった。この店を見つけたとき小学校の頃の思い出がよみがえってきた。中で食べた焼きそばはしみじみと旨かった。最後に店のばあちゃんに撮らせてよって言ったら、こんな汚いとこ撮ってもしょうがなかろうって言われましたが、僕らの年代にとってはたまらなくノスタルジックな雰囲気なのです。ちなみにこの場所は今は「道の駅・阿蘇」になっています。なんだかちょっとさみしいですね。