深江町立大野木場小学校:
1991年9月15日の火砕流により消失、その後移転を余儀なくされる。周辺住民は避難していたので人的被害はなかったが、家は多数焼けた。消失後、校正に被害の実態を伝えるため残されている。撮影当時はまだ中に入ることは可能であったが、今は建物内には侵入はできないと思われる。火砕流の威力の凄まじさは写真を見てもらえれば十分わかっていただけると思います。改めて日本は火山列島であり、災害と隣り合わせであると十分に認識しなければいけないと思います。


 

溶けたパイプ 
溶けたパイプ

灼熱の熱郛で塩ビパイプも溶ける
撮影年月日 1999/5/30

ヒビガラス 
ヒビガラス

高熱でガラスにはヒビがびっしり入っていました
撮影年月日 1999/5/30

崩れた階段 
崩れた階段

階段も崩壊寸前でした
撮影年月日 1999/5/30

命の水 
命の水

炎で焼かれた蛇口から命の一滴が
撮影年月日 1999/5/30

ちぎれたトタン 
ちぎれたトタン

まるで毟り取られたようなトタン板
撮影年月日 1999/5/30

消えた教室 
消えた教室

一瞬にして教室は焼かれました
撮影年月日 1999/5/30

曲がった鉄棒 
曲がった鉄棒

熱に耐えかねて曲がってしまった鉄棒
撮影年月日 1999/5/30

怒れる山 
怒れる山

普賢岳は静かに静かに我々を見下ろしていました
撮影年月日 1999/5/30