興味深々
愛知県のK邸
木のぬくもり・やさしさを感じたい
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木製バルコニーが目をひく |
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玄関を入るとすぐ大きな LDK!お客様も入った 瞬間に空間の広さを 実感できる。 ドア高さは全て2m以上。 幅も広くしました。 |
施主夫婦です。 私の同級生。 彼は身長が高い。 そのことを考えて、 キッチンの作業台は 彼に合わせてある。
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キッチンに食器棚は 置かない! 大きな棚は 邪魔になる! 扉の中に収納しよう |
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そこで、 棚ごと引き出す! 引き出した棚の 両面をフル活用。 大皿はもちろん 小物も 両面から出し入れ |
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アッサムも見上げる! リビングの上部は屋根 までの吹き抜け空間 傾斜のついた高天井 |
アプローチ駐車場の 床は施主さんのセンス が光る! 通りを明るく演出する |
アッサムの後に見えているテーブルとイスは 私たちが作りました。 厚みのある天板を 収納可能な2段式の足が支えるテーブル イスは畳サイズの収納BOX テーブルを挟めばイスとして 4つのBOXをくっつければ4帖の畳の間 |
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道路からのポイントになった 木製バルコニー!! 内部の温かさを外からも 感じられるようにしたかった |
平成8年 夏 施主であるK氏から住宅を建てたいと相談を受ける。
敷地図面よりプランニングを始める。
平成8年 秋 現地(愛知県)の調査測量を行う。
これにより敷地の状況、周辺環境を把握する。
施主ともプランをもとに互いの想いを出し合っていった。
平成8年 冬 役所へ申請を出していく段階に来た。
始めての場所(役所)ではあったが、今までに無い丁寧で親切な対応に
遠さを感じず、なんだか冬だという事を忘れて暖かい気持ちになった。
平成9年 冬 建設業者さんと色々な面でやりとりをした。
平成9年 春 地鎮祭。いよいよ着工!なんだかワクワクします。
階段状の敷地の為、地盤補強を行った。足元はしっかりと!
平成9年 夏 棟上。家のボリュームが見えてきた。ようやく家らしい形を表す。
仕上がってしまうと隠れる部分はしっかりと!
平成9年 秋 完成! まず、設計者が工事の検査を行い手直しを指示。
その後、役所の完了検査を受ける。合格!
これで、設計の仕事は終わり。施主に建物を引き渡して、ひとまずホッ!
設計という仕事のおもしろさと、人のすまいをつくる責任を再認識しました。
計画を始めてから、家が完成するまで、約1年半の楽しい時間でした。