マヤフシ情報!!

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 1998年7月26日から8月1日までの7日間、シンガポール 航空利用でマヤフシへ行ってきました。

・モルディブへの道のり

 今回モルディブに行くにあたっては定評のあるシンガポール 航空を利用しました。シンガポール航空はシンガポールで 5時間ほどトランジットの時間がありますが、シンガポールまでは B747メガトップの快適なシートでとても乗り心地が良かったです。 チャンギ空港は成田とは比べられないほど大きく、そのため 免税店の他、レストラン、喫茶店、バー、インターネットセンター などちょっとしたデパートのように充実していました。 のんびりウインドウショッピングをしたあとコーヒーでも飲んでいれば、 5時間という時間をつぶすというのもそれほど苦ではないと思います。

・マーレにて

 マヤフシはアリ環礁北部に位置するため、水上飛行機での移動と なります。シンガポール航空の到着は深夜となり、水上飛行機は 夜間の運行がないため、着いた日はマーレのホテルに宿泊します。
 私が到着した日は7月26日の深夜。この日はモルディブの 独立記念日です。ちょうど25年前のこの日、モルディブは イギリスから独立しました。 空港を降りると、辺りの木は電飾でカラフルに飾られていて、 モルディブを訪れる私を歓迎してくれました。

・島選びのポイント

 マヤフシを選んだのは、ハウスリーフが良い、小ぢんまりとした 素朴な島という情報があり、また料金も比較的安く、アリ環礁の 島というところで選びました。右の写真はマヤフシの比較的広い ビーチです。本当はもっと砂浜が沖にせり出しているはずなのですが、 季節がらか消失していました。

・コテージ、レストランなど

 コテージ、レストランなど、一年くらい前にリニューアルした ようで、とてもきれいです。コテージは2部屋程度つながって いる長屋ですが、温水がふんだんに出るシャワーはあるし、 効きの良いエアコンはあるし、部屋はきれいと言うことなしでした。 ちなみにトイレ、シャワーは半屋外で湿気がこもらず快適です。

 食事は、レストランの他、コーヒーショップ、バーがあります。 レストランは3食ビュッフェで、朝食はパンと卵料理、果物程度 であまり品数がありません。昼、夜はまあまあです。あまり 食事のバラエティーは期待できません。私は夜はコース料理を 期待している方なので、ちょっと物足りなかったです。 コーヒーショップでは、コーヒーなどの飲み物の他、アイスクリーム、 ケーキなどを食べることができます。コーヒーショップ、バー 共にサンドカーペットですので、好きな人にはたまらないでしょう。

・ウォータースポーツ

 ダイバーの比率の多い島です。というのも、以前ドイツのムツゴロウさんと 称される?!有名ダイビングインストラクターがいたそうで、そのため ダイバーに人気が高いらいしいのです(私はノンダイバー)。残念ながら、今 その人はいません。 ちなみに右の写真はダイビングセンターのチーフのディータというドイツ人 です。$35でマンツーマンの体験ダイビングを行ってもらいました。 親切で気のいいおじさんです(おじさんとよんだらまだちょっと失礼な年かな)。
 その他のウォータースポーツは、素朴な島ということもあり、ダイビング以外は スノーケリング、カタマランくらいでしょうか。 パラセイリングやバナナボートなどモータースポーツ関係はありません。

・悲劇の珊瑚

 今回モルディブに行く前から、珊瑚の白化現象とか、珊瑚が痛んでいる という話しを聞いていたので、ある程度は覚悟していたのですが、現実を 目の当たりにして、二日間ショックで立ち直れませんでした。というのも、 珊瑚は全滅だったからです。生きている珊瑚は皆無、死んだ珊瑚に藻が 生えている状態でした。それでも、初めて行ったのであれば、たくさんの 魚はいるし、きれいな海には変わらないのですが、今回私は珊瑚の撮影 というのを目的の一つとしていたため、その衝撃はとても大きなものでした。

 しかし、この珊瑚の死滅という状況はモルディブに限らず、インド洋、 東南アジア、沖縄、南太平洋、カリブ海と広範囲において世界的規模で 起きてしまった現象なので、どうしようもありません。この珊瑚の 死滅は海水温の上昇が原因なのですが、そのためエルニーニョが引き起こしたと 結論づけらることが多いようです。しかしそれは間違った解釈です。もともと エルニーニョと呼ばれる現象は南米沖の海水温の上昇を指すもので、 インド洋とは関係ありません。また、地球温暖化がやり玉にあげられますが、 それとの因果関係もはっきりしません。
 たしかに、フィリピンや、インドネシアでは漁業(ダイナマイト漁や シアン化合物での漁)や海水の汚染により大量の珊瑚が死滅しているという 事実はありますが、今回の世界的規模での珊瑚の死滅が人為的要因か、 自然環境によるものかは定かではないわけです。

 地球の歴史の中でこのようなことが繰り返されてきた、いわば自然現象の 一つかもしれませんし、人間が生活している結果起きたのかもしれません。 しかし、たとえ前者だとしても、この美しい珊瑚、生物の源である海を 守っていくという気持ちは持ち続けたいものです。

 せっかく来ていただいたついでに、私のホームページ

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にもお立ち寄り下さい。こちらではモルディブで撮影した作品集が 展示してあります。

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