年齢とともに陶芸の好みが変わりました。
若かった頃はどちらかといえば造形的で
目新しいものが好きでしたが
今は渋めで質感のいいものに惹かれるようになりました。

汝窯という青瓷が好きになったのも最近のことです。








この図録は台湾の故宮博物院で2006年12月〜2007年3月に
開催された汝窯の展覧会のものです。
世界でも70点しかないと言われる汝窯の名品24点が
一同に公開されました。

当時、同業者やギャラリーさんがこぞって見に行かれました。


見には行けないけど図録は欲しいと思い
ネットで探しましたが入手できませんでした。
分厚く重いので誰かに買ってきてとも言えなかったです。


忘れかけた頃、お世話になっているうつわ屋さんが
旅行で台湾に行かれ、お土産でいただきました。
頼みはしてなかったのですが
僕が興味ありそうなモノだったから買ってきたと。。。
もうびっくりで大喜びでした！



写真からだけでも質感や品は伝わります。
すごいですね、昔のは。