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080328 東京の展覧会へ
先日、東京で二つの展覧会を見てきました。
ひとつは静嘉堂文庫美術館の茶碗展。
国宝の曜変天目茶碗を展示される滅多にない機会、
はじめて実物を見られました。
神秘的で謎めいた色や斑文、どうやってできたのだろうか?
頭の中はそのことでいっぱいで15分ぐらいじっと見つめました。
茶碗内側半分の斑文周辺が黄色がかり、もう半分はモノトーン。
外側には斑文が全くなく、1箇所少し釉が流れ溜まり
もう1箇所釉が流れすぎポキッと折ったような跡がありました。
ふと横を見ると顔見知りの方がいます!? うちのご近所さんで京都工業試験場の釉薬のK先生。。。
うれしくってびっくりしました!
似たような時間帯の新幹線でわざわざ来られたそうです。
おかげで帰り道ああだこうだと質問して楽しく過ごせました。 そしてもうひとつ、尊敬する先生の展覧会を見に日本橋三越へ。
食の器がテーマで、手の込んだ型物の美しい向付に大皿、銘々皿、組湯呑、
見事な志野の緋色と心が躍ります。
心から思ったのはこの展覧会が回顧展ではなく
現在進行形の新作展だということ。
最高技術の最新作を見られる。
この幸せを感じ、大変勉強になりました。 |