next one is better one



080229  丹波篠山の美術館へ



実家の本棚にあった昭和56年岡部嶺男回顧展の図録、
半分がカラー写真で半分が白黒。
どんな人かも知らず、好きでよく見ていました。
どれもかっこよく、綺麗な色で、
未熟な陶芸学校生の私にも感じるものがありました。

それから20年、やっと大規模な展覧会を見れる日が来ました。

平日の午後、丹波篠山の美術館へ。

図録の褪せた写真でしか見たことがなかった作品が
次々と目の前に現れ、そのことに嬉しくなります。
青瓷と織部が主にたくさん陳列されていました。

一番印象に残ったのは秘色瓷とあるぐい呑、
宝石、玉(ぎょく)のようななんともいえない深い色合いでした。

すいていて他人を気にすることもなくじっくり見れて、
いい展覧会でした。