next one is better one



070513  一言



まもなく大阪高島屋美術サロンで個展です。
こちらの美術は広い画廊が二つに美術サロンがひとつあり
今もたくさんのスタッフがいらっしゃいます。

個展会期前日に作品の搬入があるのですが
陳列作業は5人ほどの男性スタッフさんが集まりテキパキとされます。
作者はその場にいても作業に加われません、
「陳列はプロに任せて下さい」ということでしょう、30分ほどできれいに陳列されます。
そして初日午前には華道山村御流の先生が来られいくつかの花器に
挿花して下さいます。

初個展の時、画廊ではない小さい方のサロンまで
丁寧に準備して頂くことに驚き恐縮しました。

その陳列中、父もお世話になっている年配のI店員さんが、
抹茶碗を手にとり「これは建水か?」と言われました。
今思うと茶碗を作り出した頃で恥ずかしいレベルのものでした。
大阪高島屋での個展の緊張感いっぱいの中
その一言で畏縮してしまい翌日神経性の下痢でダウン、
個展中なのに早退してしまいました、情けなかったです・・・

これがきっかけで茶碗造りに力を入れるようになったと思います。
厳しい方ではありますがいろんなことを教えて頂きました。
暇があると会場に来られ雑談されるんです。
陶芸、華道、茶道具のこと、逸話・・・
その時はゆっくりイスに座っていられません。。。

意外?なのは裏のベランダでメダカを飼われているんです(笑)
興味があると言ったら何匹かいただきました。
数年経ちますが今もうちの庭で元気に泳いでいます。