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.........僕はヴァルデイザーを歩きながら自分への拍手がヘッド
ホンの中で終わるのを痛切に待っている。そこで僕は先週の
ロンドンでのコンサートの最後にクリスマスの讃美歌が3つ
歌われていたことを発見した。ウェッブの曲に気を取られて
いたばかりに聞き逃していた。実際、今年はニューヨークで
の大好きなクリスマスを逃してしまった(5番街と55丁目の角
の教会を通りすぎるときにクリスマスキャロルを口ずさむのが
好きなのに。)

   でも僕は準備をしてきた。

...... 今日は1984年1月2日。ブールに向かって歩いている。
モンブランのふもとのイタリアへの小道を通りすぎた。「ア
ニマルズ・クリスマス」がやっと終わる。
.........今度は、ワンス・イン・ロイヤル・デイヴィッズ・シティ
イギリスのクリスチャンの子供達の神を称える讃美歌―
ああ 地球よ、君は素晴らしすぎて誰にも見えない―僕
は車の流れの中を歩き、ファースト・ノエルそして僕の心
臓はふくらみ、僕は水辺にそって歩きながら歌い出す 
ああ.忠実な者達よ.来たれ我らは.聖油を..塗られ.驚異の
輝きの中で.ほんの一瞬.生きているだけ.そして.輝く.
<バード>への燃えるような あこがれの心と 闘うのだ!
 
 
 

フランス, レア―ク    1984年1月

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