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最新情報
2002年前期
www.artgarfunkel.com からの情報を中心に、最新の Art Garfunkel 情報を。
このページの「ニュース」は、The Art Garfunkel Websiteからの最新情報を、許可を得て掲載しています。
一緒に、わたしの推測や、他のメーリングリストからの情報、管理人が独自に収集したなども載せております。
文責は全てChieにあります。

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***レコーディング関連***

Chieftains のニューアルバムにゲスト参加!! (2002.5.9)

The Cheiftains の結成40周年記念ベストアルバム The Wide World Over (RCA Victor 63917)に Art Garfunkel がゲスト参加しています。US盤(RCA Victor 63917)が2002年3月5日に、日本盤は、『グレイテスト・ヒッツ』(BMG Japan/RCA BVCF-31103)として3月20日に発売されました。日本盤の定価は\2,427、ボーナストラック1曲(矢野顕子)がついて全20曲入り。(Amazon.co.jp 参照)

BayArea.comエンターテイメントニュースで詳細を確認しました。2000年のミレニアム・クルーズでDiana Krall とレコーディングした、"Morning Has Broken"が収録されています(2000年の最新情報参照)。
Chieftains のPaddy Moloneyさんのコメントが載っていました。「(ミレニアムを迎える)12時に外に出てペニー・ホイッスル【訳注:南アメリカのダンス音楽などで用いる小さな笛】を吹きたかったんですが、とにかく寒くて凍えそうで。引き返して船の調理室でアートとダイアナと"Morning Has Broken"をやったんです。新年を迎えるのには最高でした。」

新録音ですので、もちろん、Songs From A Parent To A Child 収録のものとは別バージョンです。DianaとArtの声のブレンドがとても美しく、心地よい一曲です。他にSting、Coors、Joni Mitchell、Van Morrison、Elvis Costelloなどが参加しています。
ニュー・アルバム情報 (2002.6.21)
ツアー・ブックや来日コンサートでのMCによると、ファン待望の新譜は2002年に発売の予定です!!www.artgarfunkel.com によると、現在アルバムはリミックス中とのこと。楽しみですね。ただ、当初はAtlantic Recordsから出る、との話でしたが、どうやら契約がこじれて白紙にレーベルが戻ったそうです。どこから出るかわかりませんが、のんびり待ちましょう^^;。

ここでニュー・アルバムについて、まとめて見ましょう。

***今回のニューアルバムの3大特徴***

  1. Artie が詩を書いた曲が6曲入っています。
    詩集 Still Water が、曲にアレンジされました。
    MCで、"I'm finally a singer-songwriter."とうれしそうに言うArtie がとても印象的でした。
     
  2. トリオ・アルバムです。
    レコーディング・パートナーとして、Maia Sharp、Buddy Mondlock の2人とトリオを組みました。名前はまだ決まっていないそうですが、今度のアルバムは、Art Garfunkel の名前で出ない可能性があります。また、プロデューサーに若手の Billy Mann を起用しました。
     
  3. シンセサイザーを多用した、ポップで軽やかなアルバムになりそうです。
    レコーディングは、テネシー州ナッシュビルを中心に行われたよう。他に、フロリダ州オーランドでもレコーディングを行ったようです。
すでに公開されている2曲、"A Perfect Moment"と"Bounce"を聞くと、今回のアルバムはかなり期待できそうですね!

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また、現在まで分かっている詳細は以下のとおりです。

*タイトル未定

*発売時期は2002年初頭。
鳥取のMCでArtは「3月くらいかな・・・」と言っていましたが(経験的にあまり当てに出来ないと思います^^;。もう過ぎましたし)。レコーディングは9月に完了したようです。

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新しいパートナーである Maia Sharp とBuddy Mondlock、そしてプロデューサーの Billy Mann について、少し調べてみました。

★Maia Sharp (マイア・シャープ)

若いシンガー・ソングライターで、1997年のレコード・デビュー以来、2枚のアルバムをリリースしています。また、カルフォルニア州立大学ノースリッジ校を音楽専攻で卒業、当時の同級生と Four On The Floor というサックス・カルテットのバンドを組み、アルトとソプラノサックスを担当しています。シンガーソングライターとしては、 Vonda Shepard、Janis Ianと共演したり、Carole King、Paul Carrack、Jules Shear(Scissors Cut の"So Easy To Begin"の作者)、 Timothy B. Schmitt、Lisa Loeb らと共作もしています。 また、David Batteau (Fate For Breakfast の"And I Know"、"Finally Found A Reason"の作者の一人)とも共作しています。お父さんの Randy Sharp もカントリー・ミュージシャンで、彼女のソロ・アルバムにも協力しています。ロサンジェルス在住。
1997年に、Ark21からデビュー・アルバムHardly Glamour をリリース。日本でも東芝EMIから日本盤がでましたが、現在は廃盤です。彼女のサイトから、入手できます。

また、2002年6月11日に、2枚目のアルバムMaia Sharp(Concord Records CCD-2150-2)をリリースしました。Artの紹介文がシールで貼られており、Thank YouにはArt、Billy、Buddyの名前も挙がっています。また、Fate For Breakfastに参加したDavid Batteauも参加しています。とても素敵なアルバムに仕上がっています。

Maia のサイトには、時々Artie、Buddy とのレコーディングの様子がアップされていて期待をあおってくれます。サイトによりますと、Billy Mann の提案で、"Everything Waits To Be Noticed" と "Another Only One"という曲に、Carl Marsh が美しいストリング・セクションを入れた、とあります。どんな曲が、楽しみですね!!!
★Buddy Mondlock (バディ・マンドロック)
www.buddymondlock.com によると、Garth Brooks、Joan Baez、Nanci Griffith、Janis Ian、David Wilcox、Peter, Paul & Mary らに曲を提供したフォーク・シンガーソングライターだそうです。80年代前半にシカゴのクラブで活動を始め、86年のフォーク・フェスティバルで認められ、アルバム On The Line (Sparking Gap、1987年)をリリース。94年には、セカンド Buddy Mondlock (Son)、99年に Poetic Justice をリリースしています。シカゴ生まれ、現在はナッシュビル在住。Nanci Griffith の 1993年のグラミー受賞アルバム、Other Voices, Other Rooms の "Coming Down In The Rain"、Peter, Paul and Mary の 1995年のアルバム Lifelines (Warner) の"The Kid" は彼の曲だそうです。Janis Ian の1995年のアルバム Revenge に、ボーカル参加もしています。
★Billy Mann(ビリー・マン)
シンガー・ソングライター/プロデューサーとして、注目されているフィラデルフィア生まれの29歳のミュージシャンです。10代前半から、R&B のバンドを組み、ゴスペル隊(ユダヤ系だそうです)に参加、家に帰るとお母さんが Jim Croce、Carol King、Simon and Garfunkel をかけている、そんな環境で育ったとか。彼のサイトに、アートの言葉が引用されていました。
Upon leaving the studio in Nashville, Tennessee last week, Art Garfunkel walked out smiling. "I haven't felt this way musically since...well, I don't know how long ", he remarked to his manager. Clearly something had clicked for Artie. He had, in fact, just finished a weeklong writing and singing studio session with Billy Mann. (Billy Mann Online: Biography)

(訳:先週、テネシー州ナッシュビルのスタジオから帰る際に、アート・ガーファンクルはにっこりと微笑みながら出てきて、マネージャーに言った。「音楽でこんな気持ちになれたのは、本当にひさしぶりだよ・・・この前がいつだったか、忘れちゃったくらい。」何かがアーティの中で音を立ててはじけたのだろう。彼は、ビリー・マンと、1週間の作曲と歌のスタジオ・セッションを終えたところだった。)

色々なミュージシャンにヒット曲を提供、また共作も多い Billy Mann ですが、彼のサイトを見ていて「おっ」と思ったのは、一度 Stephen Bishop と共作していることです。1998年の Jim Brickman のアルバム Visions of Love (Windham Hill)に使われている"We Live for Love"という曲で、Stephen が Jim Brickman とデュエットしているようです。
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☆"A Perfect Moment"と"Bounce"
この2曲は、アメリカのWBネットワークの人気ドラマFelicity (邦題は『フェリシティの青春』、WOWOW で放送)の挿入歌として使われました。("Bounce"が2001年5月9日の"Senioritis" (第3シーズン・第15回)に、"A Perfect Moment"が5月16日の "It's Raining Men" (同第16回)に、使われました。Art、Buddy Mundlock、Maia Sharp の3人が歌っています。日本でも、WOWOWで2002年5月14日に第60回「ジェラシーの波紋/Senioritis」("Bounce")、21日第61回「友達の距離/It's Raining Men」("APerfect Moment")で放送されました。

ドラマ Felicity でかかる曲を集めている非公式ファンサイト、FelicityTunes.com で、 "Bounce""A Perfect Moment" のMP3が公開されています。歌詞の聞き落としも、多少不完全ですがあります。MP3は、Billy Mann と Buddy Mondlock の所属する、Eccolux Music Group の提供のようです。

*"A Perfect Moment"(by Art Garfunkel, Buddy Mondlock & Pierce Petti)

Still Water Poem 41 が使われています。Artie ファンにはたまらない曲だと思います^^。Japan Tour 2001でライブ・デビューを果たしました。切なくて、いとしくて、美しい曲です。

Pierce Pettis (ピアス・ペティス)は、Everything Matters (Campass、1998)など、5枚のアルバムを出しているミュージシャンです。テネシー州ナッシュビル生まれで、「美しいハーモニー、即興的かつさりげないパーカッション、力強いギター、そして豊かなボーカル」が特徴的とか。Polygram International のスタッフ・ライターでもあるそうです。ナッシュビルとジョージア州アトランタを中心に活動中(www.pastemusic.com の Bio より抄訳)。89年発売のアルバム Tinseltown (Windham Hill/High Street)をお持ちのひろみつさんによると、Artie と仕事をするのがちょっと意外な感じの、ロックっぽくワイルドなサウンドだそうです。かつて、「Paul Simon に影響を受けた」と語っていたとか。ギターはものすごく、上手いそうです。

*"Bounce"(by Billy Mann & Graham Lyle)
おなじみ"Break Away"と"A Heart in New York"を手がけた Gallagher & Lyle(ギャラガー&ライル:イギリスのデュオ・グループ、1964-79にデュオとして活動)  のGraham Lyle が参加しています。Gallagher & Lyle の公式サイトはこちらです。タイトルの通り、ポップで跳ねるような、かわいい曲です。
リンダ・マッカートニーのトリビュート・アルバムに参加! (2001.7.12)
雑誌「FMファン (2001年 vol.12 5/28-6/10号)」からの情報です。1998年にガンのため亡くなった Linda McCartney (Paul McCartney の奥さま)のトリビュート・アルバムが現在製作中だそうですが、Artie も参加しているそうです。このトリビュート・アルバムは、2枚組で全て The Beatles の曲で構成され、現在12曲のレコーディングが完了。おそらく Art のレコーディングは完了しているようです。

他の参加ミュージシャンに、Madonna、Britney Spears、Lenny Kravitz、Queen、Eagles、Wings のメンバー、Julian Lennon、Ringo Starr の息子の Zack Starkey、Paul McCartney の地元、イースト・エセックスの小学校の合唱隊など。参加ミュージシャンからは予想以上の好感触を得ているとか。このアルバムの収益は、女性の癌患者を支援する団体、"Women and Cancer" に寄付されます。

Artie の歌う Beatles、楽しみですね!(情報を提供してくださったひろみつさまに感謝いたします。)


***コンサート***

チャリティ・ショーに出演(2002.5.26)
公式サイトによると、2002年5月22日、Art GarfunkelとPatti LaBelleはニューヨーク・シティ西18丁目125番地のMetropolitan Pavilionで、麻薬とアルコール中毒からの回復サービスを行うCaron Foundationのチャリティ・コンサートに出演しました。6:30からカクテル・サービス、7:45からディナーと演奏・ダンスが始まりました。チケットは500ドルだったそうです。うわ^^;。
アメリカ作詞作曲家協会のレセプションにゲスト出演(2002.5.26)
公式サイトによると、Garth Brooksのためのアメリカ作詞作曲家協会(ASCAP)Golden Note Award受賞のレセプション・ディナーが2002年3月12日にワシントンDCのキャピタル・ヒルで行われました。Art Garfunkelは、スペシャル・ゲストとして"America The Beautiful"を歌いました。バックには、Jimmy Webb、(元Breadの)David Gates、Garth Brooksがつきました。
メッツの開幕試合でも(2002.5.26)
公式サイトによると、Artは、2002年4月1日のニューヨーク・メッツ(クィーンズが本拠地)の開幕試合の7回のストレッチで、"America The Beautiful"を歌ったそうです。アメリカのMSG (Madison Square Garden Network) が試合を放送しました。

2002年ツアー(2002.5.26)
アメリカ・カナダに加えてニュージーランド・オーストラリア公演予定、3-5月はSteve Gadd が参加!

www.artgarfunkel.com によると、2002年は、アメリカの国内ツアーとカナダでの1公演、そしてオーストラリア/ニュージーランド・ツアー、シンガポール、香港公演が予定されています。詳細はwww.artgarfunkel.com をご覧下さい。オーケストラとのジョイント・コンサートがほとんどです。6月から7月にかけて、ニュージーランドとオーストラリアで15公演ほど行う予定になっています。98年以来4年ぶりですね。ついでに日本にも寄っていってくれればいいんですけど^^。

また、レギュラー・バンドのドラマー、Tommy Igoeのサイトによると、3月-5月上旬のツアーには、あのSteve Gadd が同行するようです。すごいですね!また、5月3日から5日のコンサートには、ピアニストのWarrenさんの都合により、代わりにキーボードのTed Bakerの弟(兄?)のJoe Bakerがピアノ担当だったそうです。

さらに、Artは、長い間ライブで歌わなかったソロの曲をセットリストに入れていくつもりだそうです!!!思わず太字にしてしまいますね。どの曲を歌うんでしょうか^^?

***TV出演など***
Larry King Live に出演 (2001.11.25)
www.artgarfunkel.com によると、2001年11月2日、Art は CNN の Larry King Live と言う番組に出演し、"Bridge Over Troubled Water"を歌いました。この曲の成立に関する短いインタビューの後、とても穏やかで優しいアレンジの "Bridge"が、テロ事件の被害者などの映像にかぶせて流されました。最後の歌詞を、"I will hope to ease your mind"と優しく歌っていたのが印象的でした。

***その他のニュース***
Euro Walk(2002.5.9)
Across America を終えた Art の次なる目標はヨーロッパ制覇。アイルランドから始まり、ウェールズを踏破。2000年春にイギリスを終え、イギリス海峡を越えました。現在は、コンサートとレコーディングの合間をぬってフランスを南南西に向けて歩いているそうです。www.artgarfunkel.com に、フランス・パリからの詩が、そして2002年4月の新作、St.Paul de Vence からの作品が掲載されています。

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