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大西洋
1984年 7月


解説

海のようにあまりに広大なものに対する気持ちを表現するのは、難しい。自由と激しさ、小ささと無力感、巨大さと高揚感。アートは、この詩集の中で初めて海への愛情を語っているこの詩で、これらの気持ちを余すところなく表現している。

彼は海の主要な特性をあげている。広大さ(「無限に青く大きな」"boundless blue dimension")、動き(「波打つ」"undulate")、プライバシー(「邪魔の入らない」"empty of intrusion")、人を連れ去れること(「僕をさらい」"stole me")、そして、思うがままに人からコントロールを奪うこと(「そして音もなく僕を滑らせた、ゆっくりと縁から縁へ」"and slid me stilly, slowly from hem to hem")。おそらく、私達からコントロールを奪ってしまうことで、海は、コントロールすることに付随する責任からも開放してくれるのだろう。

じゅうたんじゃ、こんなことは、どんなにがんばってもできない!
 


この分析への質問は作者のMary K Rhinehartさん<MARY-JERRY@prodigy.net>に英語で直接お聞きになるか、日本語で訳者<chie_mc@hotmail.com>まで、お問合せ下さい。感想も熱烈歓迎です。 

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