20
 
 

ロンドン
1984年 4月


注釈

G:アート・ガーファンクル

REGENT:リージェント:これはおそらく、ロンドンのウェスト・エンドのデンマーク通りにあるリージェント・サウンド・スタジオのこと。

解説
この詩で、アートはファンへの視線と、少しだが一枚のアルバムにまとめる過程を、私たちに教えてくれる。

ロイ・ハリーは、アートとポール・サイモンの、デュオ・ソロ両方のアルバム・エンジニアと共同プロデューサーを務めてきた。アートはロイと一緒にコントロール・ルームで、今までの5枚のソロ・アルバムから曲を選び、ベスト盤にまとめている。5枚のアルバムとは、Angel Clare、 Breakaway、 Watermark、 Fate For Breakfast、Scissors Cut である。

曲が編集されれば、アルバムは海外(アメリカ以外)でThe Art Garfunkel Album (邦題『天使の夢』)として発売される。この詩を読むと、いくらかでもアートが自分の作品についてどう感じているのか理解できる。つまり、他の人にどう聴いて欲しいと思っているか分かる―「そして僕らはみんな静まりかえり…そして本当に聴き入った。」("Then we all fell silent...and actually listened.")
 

興味深いのは、女の子の一人が、「音を大きくして」("Turn it up.")と言うと、「こいつがなんだって言うんだ?」("What about this guy?")と、アートへの関心に男性のひとりがおそらく少々嫉妬している、と感じられることだ。


備考

アートはStill Water の中で、何度か自分を"G"と呼んでいる。彼の友人のソングライター、ジミー・ウェブはアートとうつっている写真に"the G and me"とキャプションをつけているので、これは友達の間でのニックネームかもしれない。

この分析への質問は作者のMary K Rhinehartさん<MARY-JERRY@prodigy.net>に英語で直接お聞きになるか、日本語で訳者<chie_mc@hotmail.com>まで、お問合せ下さい。感想も熱烈歓迎です。 

Home