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1冊 10分の超速読術

とある本屋さんでこんなタイトルの本を見つけ、パラパラとめくって見ると、なかなか 納得出来る説明がされていたので・・・つい購入してしまいました。

それでは、自分なりに理解した速読術について順を追って説明いたしましょう。
 
■  その1 一点集中型より分散集中型

一点集中とは、文字通り 一つの物に集中すること → 一点集中

例えば、勉強する時は、ラジオ、TVを消して勉強に集中。このほうが良いことだと思いますよね。


ところが 違うらしいのです。

この反対、一度にたくさんの事をすること→分散集中です。

そのほうが、いいことらしいのです。


天才はみんな そうらしいです。
そういえば

あの聖徳太子は 1度に10人の話を聞き分けた・・・とか


すごく疲れそう
 と思うかもしれません。

実は
そのほうが 疲れないしストレスも少ないんだそうです。

ここで、もう一つ重要な事

一点集中
→脳で言う所の直列処理→左脳が受け持つ
分散集中
→脳で言う所の並列処理→右脳が受け持つ

右脳が受け持つ というのが ミソです。

右脳=イメージ認識、直感、創造を受け持つ脳
  つまり、
主に視覚を受け持つ脳です。

ですから右脳がうけもつということは、本を読む時

 文字を読むのではなく 見る!そして ただ見るのではなく

 一度に広範囲を分散して見る!

これが極意だそうです。

これが、どういう事か?という前に 私がやった 分散集中トレーニング法を紹介します。

分散集中トレーニング法



上図の例では、わかりやすいので車の運転中にしましたが、・・・(歩行中 とか 車でも搭乗者とか、 電車に乗車中とか 運転中ではないほうが いいかもしれません。)でないと 最初は危ないです。
運転中は、十分注意して下さい。


ようは、目は前方を見たままで、キョロキョロせずに

上図のような
 なるべく多くの風景を1度に見るのです


(視界を、普通のTVの枠から ワイドTVにするような感じ・・・)

言いかえると、1度に多くの事象に気付く・・・でしょうか。



慣れてくると、ホントに多くの事に気付くようになります。 
・差し込む 光、反射
・色々な物の影
・車の排気ガス
・歩行者 等々・・・

運転中は、高速で移動中ですから、事象も高速で変化します。脳に入る情報量は膨大な量になります。
ここで、特筆すべき事があります。これをやると、

非常に気持ちいいのです。
頭がスッキリ というか 
脳が喜んでいる 感じを味わえます。
気のせい?
機能快 というコトバがあります。

人間は、自分の機能を使えば使うほど、「快い」 状態になるように出来ているんだそうです。本来・・・

子供が「キャー」って叫びながら走るのもそうです。あれは、体が喜んでるんですね。まさに、そんな感じです。

分散集中トレーニング法をやるうちに、
少しづつ一度に広範囲を分散して見るという事が出来るようになりました。
つまり、どこか一点を見てるのでは無く、全体を見ている。

他の言い方をすると

一点にだけ、焦点が合って周りはぼやけているのではなく
全体どこもピントがあってるような・・・

でも、街を歩いている時に、こういう目をしてるってどうなのかな?

こいつどこ見てんだ?とか思われてたりして・・・

本を見る上においても、

4〜5行分の文字全部に焦点が合った状態で見ることが出来るようになりました。


でも、ただ見えただけでは意味が無く、

見て、いや見ただけで理解する事

が出来るようにならなくてはいけません。

どういうことかと言うと、・・・・続く