ローレンス・アルマ・タデマ
Sir Lawrence Alma-Tadema ( 1836-1912 )
ラファエル前派

ヘリオガバルスの薔薇  The Roses of Heliogabalus
1888

作品番号283 Opus 283
Oil on canvas、132.1 x 213.9 cm
個人蔵
218-222年の間、ローマを統治したアウレリウス・アントニウス(別名ヘリオガバルス)は悪名高い統治者であった。

エメサの東洋風の太陽神(ヘリオガバルス)崇拝をローマに導入しようとしたが、失敗した。

東洋風の宮廷で乱痴気騒ぎを繰り返していた。何トンもの薔薇の花びらを天蓋に乗せ、客たちがくると、その綱を緩めて、窒息死させた逸話は有名。この絵の題材である。

放蕩の限りを尽くした皇帝は、暗殺され、遺骸は市内を引きずりまわされ、ティベレ川に投げ込まれたという。暗殺されたとき皇帝は、18歳に満たなかった。

背景やや中央に、ディオニュソスが豹と若者を連れている彫像がある。これは現在、ヴァティカンに所蔵されているもの。禁断の乱痴気騒ぎを暗示している。

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