Women Arts
Elisabetta Sirani
Italian , 1638-1665

17世紀、ボローニャで活躍した女性の画家は、Properzia de' Rossi と Lavinia Fontana、そして Elisabetta Sirani であった。

彼女は、16世紀から17世紀にかけて、ローマ、フィレンツェ、ボローニャの画家たちが夢中になった古代ギリシャ・ローマの思想を深く理解していた。絵画の主題は寓意画、宗教画など多岐にわたる。

父親の工房で絵画を学んだが、父親は彼女が画家になることには賛成ではなかったといわれている。

彼女は17歳で独立して、自身の工房を営んだ。27歳で謎の死をとげるまでに170の絵画、14のエッチング、膨大な数の素描を残している。

彼女の仕事の速さは評判になった。しかし、誰かに手伝わせているなどのうわさが流れたりした。彼女はその噂を晴らすために、高位の人々を呼び、その前で描いて見せた。

彼女の絵を描くスピードの速さは、一説には父親からお金を稼げ、というプレッシャーがあったのではないかとも言われている。父親は彼女の稼いだお金をすべて搾取していた。

Virgin and Child
sira02.jpg (23103 バイト) 1663
oil on canvas
National Museum of Women in the Arts

Virgin and Child は赤ん坊が母親の頭にバラの花輪の冠を、いたずらっ子のような表情で、かぶせようとしている。甘い、女性らしい絵画である。

1994年に、アメリカで、クリスマスカード用の切手となった。女流画家の絵が切手になったのはこれが初めてである。

Porcia Wounding Her Thigh
sira01.jpg (38416 バイト) 1664
Oil on canvas
Samuels & Company, NY


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