パブロ・ピカソ
ポスターはこちら
Pablo Picasso(1881−1973)
スペイン

地中海沿岸の町、マラガで生まれる。思想的、造形的に、20世紀を代表する画家。
20歳から「青の時代」として、青を主調に貧しい人びとを描く。25歳からパリに定住し、道化師、曲芸師を描く「バラ色の時代」を向かえる。その後、原始芸術の影響で、「ニグロの時代」へと変貌。
ブラックとともに「キュビスト運動の時代」に入り、同時に「新古典時代」、「メタモルフォーズの時代」が続く。
1937年、4月26日、スペインの内戦において、フランコ軍側のドイツ軍が、バスクの首都ゲルニカを無差別爆撃した。それに憤り、『ゲルニカ』を描いた。
第二次大戦後は、フランス共産党に入党し、平和擁護の運動に協力した。

残念ながら、著作権の関係上、画像を載せられません。下のバナーはそれぞれ、画像が見られるサイトにリンクしてあります。そこから、御覧下さい。
このマークをクリックしてください
修業形成時代 1881.10.25-91.9(マラガ)
修業形成時代 1891.9.-95.8月  (ラ・コリューニャ)
バルセロナ、マドリード、オルダ、バルセロナ 1895.9-1900.10
1900   Mann mit Pelerine フォン・デア・ハイト美術館  ヴッパータール ドイツ
青の時代(バルセロナ、パリ)1900年10月〜1904年4月
青の時代  1901〜1904年  
スペインからパリへ来て、すぐに貧窮した。その貧窮時代の作品。
1900  ル・ムーラン・ド・ラ・ギャレット グッゲンハイム美術館 、ニューヨーク
1901  グルメ ワシントン・ナショナル・ギャラリー 、ワシントンD.C.
1901  鳩を持つ子供 ロンドン・ナショナル・ギャラリー
1903  貧困 ウィットワース美術館  マサチュセッツ
1903  悲劇 ワシントン・ナショナル・ギャラリー 、ワシントンD.C.
1903  老いたるギター弾き 121.3x82.6cm  シカゴ美術研究所
  
あふれる悲哀は、ピカソの孤独である。
宿命を、諦め、受け入れているかのようである。聖者のような姿である。
1903  抱擁 オランジェリー美術館 パリ
1904  ふさぎ込んでいる母親と3人の子供 ニューヨーク近代美術館MoMA
1904  貧しい食事 ニューヨーク近代美術館MoMA
1904末  瞑想(凝視) ニューヨーク近代美術館MoMA
1905  サルタンバンクの家族 ワシントン・ナショナル・ギャラリー 、ワシントンD.C.
とても不思議な感じの絵である。
背景は不毛の大地。5人の曲芸師たちがそこにぼんやりと立っている。右側に一人離れて座っている少女は曲芸師には見えないが、悲しげな雰囲気は、他の曲芸師たちと同じ世界の住人のようである。
1905末  扇子を持つ女
バラ色の時代 1904-06 春
1904春   アイロンをかける女

まだ「青の時代」の様式の名残がある。
グッゲンハイム美術館 、ニューヨーク
1905   道化師 ウォーカー・アート・センター
1905   馬に乗る道化師 ヴァージニア美術館 リッチモンド
1905  犬と二人の曲芸師 ニューヨーク近代美術館MoMA
1905-06  黒のマンティラを巻くフェルナンド グッゲンハイム美術館 、ニューヨーク
ゴゾル前後 1906初秋-晩秋
1906年からは、セザンヌやイベリア彫刻などに影響され、感情を押さえたような表現になる
1905-06   馬を引く裸の少年 ニューヨーク近代美術館MoMA
1906晩夏・秋   髪を結う女性 ニューヨーク近代美術館MoMA
キュビズムの時代(プロト・キュビズム) 1907-08末
1907
6-7月
 アヴィニョンの娘たち ニューヨーク近代美術館MoMA
「割れたガラスの捨て場に似ている」とある批評家が言ったそうだ。

ピカソは当初、この絵をあえて見せようとしなかった。しかしジョルジュ・ブラックだけは、この新種の絵を見るために足しげく通い、ついには、キュビズムの共同開発者となる。
1907   収穫する人々 テッィセン=ボルネミサ・コレクション  マドリード
1908   道化師の家族 フォン・デア・ハイト美術館  ヴッパータール ドイツ
1908初  女性の頭部 ニューヨーク近代美術館MoMA
1908初   森で水浴する人 ニューヨーク近代美術館MoMA
1908春  休息 ニューヨーク近代美術館MoMA
1908
8-9月
 風景 ニューヨーク近代美術館MoMA
1908-09  果物鉢 ニューヨーク近代美術館MoMA
キュビズムの時代(分析的キュビズム) 1909-12春
1909  カラフ、ジャグ、果物 グッゲンハイム美術館 、ニューヨーク
1909   Femme en vert ファン・アッペ市立美術館  エイントホーフェン オランダ
1909夏  オルタの工場 ニューヨーク近代美術館MoMA
1909夏  オルタ・デ・エプロの貯水池 ニューヨーク近代美術館MoMA
1909夏  女と西洋梨(フェルナンド) ニューヨーク近代美術館MoMA
1909秋  静物とリキュール・ボトル ニューヨーク近代美術館MoMA
1910  マンドリンを持つ少女(ファニー・テリエ) ニューヨーク近代美術館MoMA
1910  裸婦 ワシントン・ナショナル・ギャラリー 、ワシントンD.C.
1911   アコーディオンを弾く人 グッゲンハイム美術館 、ニューヨーク
1911   詩人 グッゲンハイム美術館 、ニューヨーク
1911-12   クラリネットを持つ男性 テッィセン=ボルネミサ・コレクション  マドリード
1911-12  「マ・ジョリ」(ギターを持つ女) ニューヨーク近代美術館MoMA
キュビズムの時代(総合的キュビズム) 1912夏-16
1912春  建築家のテーブル ニューヨーク近代美術館MoMA
1912春夏  ヴァイオリンとブドウ ニューヨーク近代美術館MoMA
1912
10月
 ギターの模型 ニューヨーク近代美術館MoMA
1912
12月
 帽子の男性 ニューヨーク近代美術館MoMA
1913初  グラス、ギター、瓶 ニューヨーク近代美術館MoMA
1913
3月
 ギター ニューヨーク近代美術館MoMA
1913  コーヒー ワシントン・ナショナル・ギャラリー 、ワシントンD.C.
1913-14   男性の頭部 テッィセン=ボルネミサ・コレクション  マドリード
1913-14  トランプをする人 ニューヨーク近代美術館MoMA
1914春   パイプ、グラス、ブランデー・ボトル グッゲンハイム美術館 、ニューヨーク
1914春  アブサンのグラス (ブロンズとアブサンスプーン) ニューヨーク近代美術館MoMA
1914
3月
 パイプ、グラス、ラム酒ボトル ニューヨーク近代美術館MoMA
1914夏  緑色の静物 ニューヨーク近代美術館MoMA
1914  フルーツ皿、ボトル、ヴァイオリン ロンドン・ナショナル・ギャラリー
1915末  アルルカン ニューヨーク近代美術館MoMA
新古典主義の時代(1917-25)
1918  ピエロ ニューヨーク近代美術館MoMA
1919  眠る農民 ニューヨーク近代美術館MoMA
1920  ピエロとアルルカン ワシントン・ナショナル・ギャラリー 、ワシントンD.C.
1920-21  大きな掛け布の裸婦 オランジェリー美術館 パリ
1920-21  白い帽子の女性 オランジェリー美術館 パリ
1921夏  三人の楽士 ニューヨーク近代美術館MoMA
1921夏  泉のそばの3人の女 ニューヨーク近代美術館MoMA
1921  泉のそばの3人の女 オランジェリー美術館 パリ
1921  泉のそばの3人の女 オランジェリー美術館 パリ
1921夏  岩の上に座る女性 ニューヨーク近代美術館MoMA
1921   大きな水浴者 オランジェリー美術館 パリ
1921  花飾りの帽子の女性 ニューヨーク近代美術館MoMA
1923  鏡を持つ道化師 テッィセン=ボルネミサ・コレクション  マドリード
1923  ため息 ニューヨーク近代美術館MoMA
1924  マンドリンとギター
 南仏ジュアン=レ=パンで過ごす。窓の外に空や海が見える作品が多い。総合的キュビズム円熟期の作品
グッゲンハイム美術館 、ニューヨーク
1925  タンバリンと女性 オランジェリー美術館 パリ
1925夏  石膏の頭部のあるアトリエ ニューヨーク近代美術館MoMA
変貌とシュルレアリスム(1925-31)
1927  座る女 ニューヨーク近代美術館MoMA
1927-28  アトリエ ニューヨーク近代美術館MoMA
1928   水浴する人と小屋 ニューヨーク近代美術館MoMA
1928  画家とモデル ニューヨーク近代美術館MoMA
1930初  座る水浴の女 ニューヨーク近代美術館MoMA
1931
12月
 黄色の髪の女性 グッゲンハイム美術館 、ニューヨーク
1932
3月
 鏡の前の少女 ニューヨーク近代美術館MoMA
1932
8月
 ビーチボールと水浴する人 ニューヨーク近代美術館MoMA
ミノタウロスからゲルニカへ(1932-37) ボワジュルーとマリ=テレーズ
1934   闘牛 テッィセン=ボルネミサ・コレクション  マドリード
1935
2月
 絵を描く少女のいる室内 ニューヨーク近代美術館MoMA
1937、2月  ビーチにて グッゲンハイム美術館 、ニューヨーク
1937年 ゲルニカ  345 x 770 cm  ソフィア王妃芸術センター 、マドリッド


左側 子供を抱きかかえ、その死を嘆き悲しんでいるのは、ピエタである。
左側 牡牛は暗黒と悪の力である。 嘆き悲しむピエタを平気で跨いでいる。
中央右側 ランプを持つ女が見える。「自由の女神」である。
左前方 折れた剣を持って倒れている兵士は、レジスタンスを表すのによく使われる表現。
その倒れているレジスタンスの手元に、ピカソは花を置いている。
中央 苦しんでいる馬 これはスペインを表しているのではないか、という説もある。
瀕死の馬の口からは、もがきながらも小鳥が飛び立っている。小鳥は古代から魂と不死を表す象徴である。
上昇しようとする小鳥の胴体を照らしているのが、自由の女神のランプである。
この惨劇の舞台の隙間から必至に、ランプを持つ腕を伸ばし、真実を照らし出そうとしている。
中央上 電灯は、すべてを見通す神の目ではないか、という人もいる。
1938  セーラー服のマイヤ ニューヨーク近代美術館MoMA
戦争と死(1938-45)
1939   帽子をかぶっている女性 ウォーカー・アート・センター
1939  アンティーブの夜釣り ニューヨーク近代美術館MoMA
1940
6月
 髪を結う女 ニューヨーク近代美術館MoMA
1941   アームチェアに座る女性 ニューヨーク近代美術館MoMA
平和の時代(1945-53)
1948   大きな赤いロブスター フォン・デア・ハイト美術館  ヴッパータール ドイツ
1948
11月
 台所 ニューヨーク近代美術館MoMA
晩年 (1954-73)
1956
6月
 窓辺の女性 ニューヨーク近代美術館MoMA
1960、3月  二匹の羽を広げている鳩 グッゲンハイム美術館 、ニューヨーク
1962  ランプの下の静物とグラス ニューヨーク近代美術館MoMA
1971
8月
 仕事中 ニューヨーク近代美術館MoMA
1971  母と子 ピカソ美術館 パリ
1971  日曜日 ピカソ美術館 パリ
1972  ミュージシャン リヨン美術館


ポスターはこちら

20世紀絵画へ戻る

ホームページ | 西洋絵画 | 女流画家 | 聖書の物語 | ギリシャ神話  | 文学