Women Artists

ユーディト・レイステル
Judith Leyster
オランダ バロック(17世紀), 1609-1660

オランダの黄金時代、フランス・ハルスレンブラントフェルメールの時代である。Judith Leyster は、ハーレムの画家組合に所属していた女性の一人である。そして、おそらくは、工房を持ち、男性の弟子を持っていた、ただ一人の女性である。
彼女は、普通の男女がビールを飲んでいたり、パイプをふかしていたり、楽器を弾いていたり、という日常的な親近感のある絵画を描いた。
彼女の絵画のサインは、星のマークをつけたイニシャルで、彼女のラストネームLeyster を Leading Star ともじったものであった。この特有のサインのせいと、彼女が女性の画家であったせいもあって、後々まで、彼女の絵画は知られないでいた。
1893年にルーヴル美術館が、ハルスの作品だとされていた絵画を購入した際に、Leyster のサインを発見した。それが彼女の Leading Star としての始まりである。
彼女が15歳の時に、父親が破産した。おそらくは、こういった財政的な困難がきっかけで、画家として商売を始めたのだろう。
彼女が生まれ、働いた、アムステルダムの近郊、ハーレムの町は、ハルスの故郷でもある。彼女の作品にもハルスの影響は色濃く出ている。
また、ユトレヒトでの滞在は、イタリアのカラヴァッジョの「闇の様式」の手法で、宗教画を描いていたユトレヒト派の絵画に触れている。彼女はその後、いろいろな場面で、光と影の効果を使っている。

The Concert
le01.jpg (25438 バイト) National Museum of Women in the Arts, Washington D.C.

Seif-Portrait  、1635
le02.jpg (33089 バイト) Oil on canvas , 72.3 x 65.3 cm
National Gallery of Art , Washington

The Flute Player
le03.jpg (28268 バイト) no date, oil on canvas
National Museum, Stockholm

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