ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
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Georges de La Tour  (1593-1652)
フランス  バロック、古典主義

フランス古典主義画家。生前には著名な画家であったが、死後長く忘れらていた。1915年になってようやく再評価された。

17世紀、フランスはカラヴァッチョの影響を受けることは少なかった。特に、1648年の王立絵画アカデミー創設は、古典主義を育んでいった。

しかし、ラ・トゥールは、明らかに、カラヴァッジオの影響を受けたと考えられている。しかし、主題の扱い方などには、カラヴァッジョの激情的な要素は見られない。

ラ・トゥールはロレーヌ地方のヴィック=シュル=セイユで生まれた。パン屋の息子であった。

20世紀になって、再発見されたので、詳細は分かっていない。

妻の出身地リュネヴィルに住み、そこで活躍していた。当時、かなりな人気画家であった。

この地方が数々の戦乱や災害にあったので、作品の多くを失っている。

その失われてしまったもう一つの作品は、『イレーヌに介抱される聖セバスティアヌス』はロレーヌ公買い上げ作品である。ルイ13世公認の画家の称号も得ている。

華やかな名声に包まれていた、1642年、疫病で妻を亡くし、その数日後、同じ病気で、ラ・トゥールも亡くなった。

ラ・トゥールの息子エティエンヌ・ド・ラ・トゥールも画家であった。彼は出世し、1670年に貴族の称号を得ている。その後、絵は描いていない。ル・ナン兄弟同様、貴族になったとたん、画家であったことを隠そうとしていたのである。

ラ・トゥールは「夜の画家」とも言われる。

読書する聖ヒエロニムス
1621-23
Oil on canvas laid down on wood, 62.2 x 55 cm

ロンドン、ハンプトン・コート王室コレクション

辻音楽師のけんか
1625-30
Oil on canvas, 94 x 140 cm

マリブ、J・ポール・ゲッティ美術館

聖トマス(槍を持った聖人)
1625-30
Oil on canvas, 69 x 61 cm

パリ、ルーヴル美術館

悔悛する聖ヒエロニムス(枢機卿の帽子のある)
1630
Oil on canvas, 152 x 109 cm

ストックホルム国立美術館

蚤を探す女
1630年代

ナンシー、ロレーヌ歴史博物館

悔悛するマグダラのマリア(聖なる火を前にしたマグダラのマリア) Magdalen of Night Light
la06.jpg (52842 バイト) 1630-35
Oil on canvas, 128 x 94 cm

パリ、ルーヴル美術館

ハーディガーディ(手回しオルガン)弾き
1631-36
Oil on canvas, 162 x 105 m


フランス、ナント美術館

女占い師 The Fortune Teller
la04.jpg (56592 バイト) 1632-35
Oil on canvas, 102 x 123,5 cm

ニューヨーク、メトロポリタン美術館

イレーヌに介抱される聖セバスティアヌス St Sebastien Attended by St Irene
1634-43
Oil on canvas, 160 x 129 cm


ベルリン国立美術館

いかさま師(ダイヤのエースを持った) Cheater with the Ace of Diamond
la03.jpg (62716 バイト) 1635年頃

パリ、ルーヴル美術館


悔悛するマグダラのマリア(二つの灯火の前のマグダラのマリア) Penitent Magdalen
la02.JPG (46605 バイト) 1638-43
Oil on canvas, 133,4 x 102,2 cm

ニューヨーク、メトロポリタン美術館

ヨセフの夢(ヨセフの前に現れる天使)  Dream of St. Joseph
la01.jpg (46777 バイト) 1640
Oil on canvas, 93 x 81 cm

ナント美術館

羊飼いの礼拝
1644
Oil on canvas, 107 x 131 cm

パリ、ルーヴル美術館

新生児(キリストの降誕)
1640年代

Oil on canvas, 76 x 91 cm

レンヌ美術館

大工の聖ヨセフ Joseph the Carpenter
la05.jpg (55949 バイト) 1645
Oil on canvas, 137 x 101 cm

パリ、ルーヴル美術館

聖イレネに介抱される聖セバスティアヌス(松明を持った)
1649
Oil on canvas, 167 x 130 cm


パリ、ルーヴル美術館
  (ベルリンにも同主題の絵がある)


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