アート at ドリアン   絵画の主題      ギリシャ神話解説
ゼウス  ガニュメデス  レダ  エウロペ  イオ
ゼウス (ユピテル)
人間は二つの運命を持つ。自ら選択し、その結果向かえる運命。そして、選択が不可能な運命。我々が選択できない運命とは、たとえば自然災害、事故などがある。これらは、ゼウスの怒りであり、神々の気まぐれなのである。
神々の王。全能の神。ゼウスは、神々と人間の支配者であった。彼の意思は「掟」であり、彼の気まぐれは「運命」であった。その足音は雷鳴であり、その微笑みは繁栄であり、その怒りは破滅であった。
ゼウスの名は「明るく輝く空」を意味する。空と山の頂上を領域とした。オリュンポスの山頂を玉座に、雲を天蓋に、雷電を王笏に、君臨した。

ゼウスは姉のヘラと結婚したが、大変な浮気者であった。ヘラの嫉妬は大変なものであった。そのエピソードは数多い。しかし、ゼウスはヘラを神々の女王として、敬意を払っている。どんなに浮気しようとも、最後にはヘラのもとに帰るのであった。
ゼウスは浮気の相手を求めて、どこにでも姿を現す。しかし、妻ヘラの嫉妬を逃れるため、その姿を自在に変えた。エウロペの前では牡牛に、レダには白鳥、レトにはうずら、ダナエには黄金の雨、アルクメネには彼女の夫にと、その姿を変え、求愛する。そして、全能の神ゼウスには、抵抗することを許されない。ゼウスは多くの子を持つ。その子沢山は自然の恵みとされた。
ゼウスは、多くのエピソードに登場するので、ここでは、ゼウスのイメージとして、絵画を紹介するだけにしておく。後は、個々のエピソードの中で説明をする。

アングル
ユピテルとテティス
1811  Oil on canvas   Musee Granet, Aix-en-Provence, France

モロー
ユピテルとセメレ
1895  Oil on canvas  212 x 118 cm   グスタフ・モロー美術館  パリ

ヒッチコック
ジュピターの寺院の入り口

ドッソ・ドッシ
蝶を描くゼウス
1515-18

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