アート at ドリアン   絵画の主題      ギリシャ神話解説
ゼウス  ガニュメデス  レダ  エウロペ  イオ
エウロペ
フェニキアの可憐な王女。

ゼウスが海辺で遊ぶエウロペを一目見て、夢中になってしまった。

そこで、ヘルメスに牛の群れの散歩を、この海辺でさせた。ゼウスは白い牡牛になって、その群れにまぎれ込んだ。

エウロペは、綺麗な白い牡牛を見て、近づいていった。その牡牛がおとなしいと分かると、なでたり、花輪を角にかけたり、背に乗ったりしていた。

ゼウスが化けた牡牛の背に乗ってエウロペが遊んでいると、突然、牡牛が海の中を泳ぎ出した。沖へ沖へと行く牡牛に、エウロペはしがみついているのがやっとであった。

エウロペを乗せた牡牛は、エーゲ海を泳ぎ、クレタ島に着いた。ゴルテュンの泉のかたわらで、エウロペはゼウスと交わる。

エウロペとゼウスの間に生まれた子がミノスである。後にクレタ島の大王となる。

エウロペは「ヨーロッパ」の名の語源ともなっている。

ヴェロネーゼ
1580
Oil on canvas, 240 x 303 cm
Sala di Anticollegio, Palazzo Ducale, Venice

ホームページ | 西洋絵画 | 女流画家 | 聖書の物語 | ギリシャ神話   文学