アート at ドリアン   絵画の主題      ギリシャ神話解説
創造 ガイアとウラノス  時の翁 クロノス   ティタン戦争 ゼウスの勝利
クロノス
大地ガイアは、自分が生んだ子達を、次々とタルタロス(地獄)へ追いやる天空ウラノスに腹を立てた。

そこで、大地ガイアは末の息子クロノスに金剛の斧を与えて、父の天空ウラノスを襲うようにしむけた。

父親の天空ウラノスは、息子に支配権を奪われたのである。

すると地獄のタルタロスから怪物の兄弟たちが出てくるのだが、クロノスはその兄弟たちを邪魔にして、再び、地獄タルタロスへ閉じ込めてしまった。

クロノスは父母から予言されていた。
「お前の一人息子が、今度はお前から支配権を奪うだろう」と。

クロノスは姉妹のレアを妻とした。そして生まれてくる子供たちを次々と呑み込んでいった。予言が怖かったのである。

悲しみにくれる妻のレアは、ゼウスを身ごもったとき、今度こそ、生きてもらいたいと願い、クレタ島へ行き、生まれた赤ん坊を隠した。

クロノスには、大きな石をおむつで包んで渡した。クロノスはそれを呑み込んだ。

ゼウスは生きのびることができた。
クロノスは、ローマ神話のサトゥルヌスと同一視されている。サトゥルヌスの持ち物は大鎌である。

農耕神であるが、時を刈り取るという意味から、時の神、時の翁でもある。命を刈り取る、という意味も含まれる。

姿は老人で、時の象徴として翼を持ち、大鎌あるいは砂時計をもっている。

DUCCIO, Agostino di
1456、Marble、Tempio Malatestiano, Rimini

ブロンズィーノ  Bronzino  
愛の寓意
1540-45、Oil on wood 146 x 116 cm   ロンドン・ナショナル・ギャラリー

シモン・ヴーエ
愛、希望、美に征服される時の父
1627、Oil on canvas, 107 x 142 cm、Museo del Prado, Madrid プラド美術館

シモン・ヴーエ
1645-46  Oil on canvas   187n x 142 cm  Musee du Berry, Bourges 

ゴヤ
サトゥルヌス
1821-1823   146 x 83 cm  Oil on plaster remounted on canvas   Museo del Prado, Madrid  

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