アルパ写真館
工房によってアルパもずいぶん違います。個性豊かなアルパたちをご覧ください♪


El Rey (2003年)
 「せっかくパラグアイに来たんだし、アルパってどうやって作るのか見てみたいー!」というわきあがる欲望(笑)に負け、滞在中に作ってもらったシャープレバー付きアルパです。でも出費が痛かった〜(^^;) しばらく昼食はバナナとエンパナーダに。(おいしかったけどネ)
  レバーを上げると半音上がります。調を変えて弾きたいときはとっても便利。シャープレバーを取り付ける幅が必要なため、高音弦の間隔が通常のアルパよりも広いです。綺麗な音色が気持ちよく響きます。でも伝統的なアルパの音色とはちょっと違う気が?言葉では上手く説明できないんだけど(・・;)、最初に音色聴いたときには金属弦ハープのイメージがふと浮かびました。音の響きがポローンってよく残るっていうか・・・。それはこのアルパだけの個性なのかなぁ?謎です。
 37弦 サウンドホール2個
 愛称は、イグアスでいただいた大豆にちなんで「きなこちゃん」です♪
<チャームポイント>
 気合いの入ったセミトノです♪
 シャープレバーがあるとはいえ、素早い半音操作にはやっぱりこれが必要不可欠です。(ジャベはレバーに当たっちゃって使えないのです)大きさが微調整してあって、ばっちし半音合ってます。押さえたときにも違和感のない音のクリアーさには感動しました!

シャープレバーを取り付けるため、ヘッドの形は独特です。普通のアルパより板一枚余分に付いているって感じかな?器具の重さもあるから、とっても頭が重いです。

背板は4枚張り合わせ。背中にもサウンドホールがあります。

弦の色と同じ色の目印がレバーに付いてます。 低音と高音で、レバーの形もちょっと違います。低音はシルク弦。


最初はぺらっぺらのベニヤ板みたいだったのに、立派なアルパになりました♪
作ってくれた皆さん本当にアリガトウ!大事にします(/_;)

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