アルパ写真館
工房によってアルパもずいぶん違います。個性豊かなアルパたちをご覧ください♪


バロイ
(2001年)
 アルパ奏者、増永雅子さん愛用のバロイのアルパです。37弦、サウンドホール2個。
音色についてはご本人からコメントを頂きましたのでどうぞ♪
増永さんのコメント♪
「バロイの楽器はクラシックのピアノの音を目指しているらしく、南米の曲をばりばり弾いてもなぜか癒しの音になってしまいます。どちらかというと、しんみり系の曲を弾くのに向いているのかも☆  1オクターブ目も太めの弦を使っているせいもあるのかな?!」
 増永さんのCDでは、曲によって、このアルパともう1台別のアルパを使い分けて録音されているそうです。CDをお持ちの方はぜひ聴き分けてみて下さいネ(^-^)
生音が聞きたい方は、ライブへGO
<チャームポイント>
増永さんのコメント♪
「このアルパを持ってメキシコへ行ったとき、セルソドゥアルテが一つ一つ手づくりでセミトノを付けてくれました♪
 なんと、日本製のお箸だそうです!すごいっ!」
弦の色に合わせてセミトノも塗ってあります。これはわかりやすい!
ところで何故メキシコに日本製のお箸があったのだろうか。気になるー。
 パラグアイのアルパでは珍しいです。透かし彫刻の入ったサウンドボード、デザインがカワイイですね♪
サウンドボックス全体が丸みを帯びた作りになっているのが特徴です。サイドの部分もゆるくカーブを描いています。作るの大変そうだなぁ〜(^^;)

ちなみに右は一般的なアルパ→)

下の方はほぼ半円形になってます。中から見ても丸っこい〜。
増永さんのコメント♪
「手に入れたのは2001年8月、工房の人から、「初めての色のアルパができたよ」と言われて、来るまでめっちゃどきどきでした。
この色はそのまま茶色でもないし、あずきいろでもない中間の色らしいです。」
彫刻も凝ってますね。
ここのは、一人の職人さんがこつこつ作ってるんだよーっていう噂は聞いたことあるんですが、どうやってサウンドボックス作ってるのかなぁ。見たかったな〜。