ネットワーク上のファイルに右クリックすると固まる。
OS : Windows XP Professional
症状
タイトルそのままなんやけど、ネットワーク上の共有フォルダやファイルを右クリックすると異常に遅い。エクスプローラーが数十秒間固まる感じ。
これは家のネットワーク環境での話で、今までは何の問題もなかったのに、OSを新規インストールしたり整理した後に発生しだした現象である。
設定などは特になにも変えていないつもり、っていうよりそんな複雑な設定などせずとも家庭内LAN程度はそのまま動くはずである。
なぜこうなったかは不明やけど、とりあえずストレスなのでいろいろ調べてみたら「WebClient」なるものがヒットした。
以下、他のネットワーク環境でも起こりえそうな内容なので、自分の覚書のために書いておく。
犯人は「WebClient」だった。
で、このWebClientってなんやねん。って話だが、Windowsのサービスの中の一つでWebClientのプロパティの説明には、「Windows ベースのプログラムでインターネット ベースのファイルを作成および修正したり、インターネット ベースのファイルにアクセスしたりすることができます。このサービスが停止された場合、これらの機能は利用できなくなります。このサービスが無効になった場合は、このサービスに依存するサービスは開始できなくなります。」と、ある。
正直なんのこっちゃさっぱりわからないが、この依存するサービスを見てみると「WebDavクライアントリダイレクタ」ってのがある。
で、今度はこのWebDavってなんぞや…って事やけど、どうやらHTTPプロトコルを使ってファイルを送受信するものらしい。Windowsは通常SMBってプロトコルを使うはずだが、こいつはインターネット標準仕様?になる。複合機などのプロトコルの選択に「HTTP」と「SMB」を選ぶようになってたりするのがあるが、この一つっぽい。ようはインターネットを経由してファイルサーバー的に操作ができるようにするもの。と、解釈した(あってるかどうかはわからん)。
結果。いらん!
WebClientを停止する。
まず、コントロールパネルから、「管理ツール」を開き「サービス」を開く。
サービス一覧の中のWebClientを見つけて開く。
スタートアップの種類を「手動」に変える。
サービスの「停止」ボタンを押して「適用」する!
これで右クリックしてもストレスなし!終了である。