シート交換。そこは、車のカスタマイズをしていく上で決して外せない部分だと思います。運転中に身体を預ける部分だけあって、アフターパーツの種類も豊富。純正よりもホールド性を向上させ、それでいて使いやすさも確保したセミバケットシート。一体成形の為角度の調整が出来ず使い勝手も悪いけれど、軽くてホールド性最高のフルバケットシート。形状、素材、値段も各社それぞれで、選ぶ人の好みが現れるところです。
そんな中、私が選んでみたのはBe Freeというショップオリジナルのバケットシート。『フルカーボン製にしてロープライスを実現したハイクオリティなオリジナルバケットシート』という雑誌の説明書きと、その名前に惹かれて購入。Be
Free――自由になる。いい名前じゃん。MR-2とMR-S専門誌でインプレッションが書かれていましたが、そちらでも高評価だったし、間違いないでしょう。・・・ただ、ここで重要な点を確認し忘れてしまったのですが、それは後述することにします。
まずは、シートの梱包をほどきます。クッションは5枚に分かれており、それぞれ中身を取り出せるようになっています。必要に応じてスポンジをメモリーフォームに交換したりすればホールド性は更に向上するでしょう。
続いて純正シートレールの取り付けボルトを外していきます。ボルトの内1つは樹脂製のカバーが取り付けられているのですが、これは手で簡単に外れるので。後はただ緩めるだけです。
問題はその後に待っていました。シートベルト警告ランプ用のコネクターがシート裏側にあるのですが、これを手探りで外すのに苦労しました。ほとんどコネクターが見えないので、どうすれば外れるのかを把握するのに時間がかかります。最終的には爪のロックを解除して外すことが出来ましたが、これは慣れていないと難しいですね。
シートが外れたら、床を掃除します。あまり見えない部分だけど、やっぱり綺麗な方が気分がいいですね。
続いて、純正シートからシートベルトキャッチを取り外します。他のサイトではこの部分のカバーを外したり、警告ランプ用のコードとコネクターをシートの隙間から抜くのに手間がかかったと書かれていますが、私はこの部分では特に悩むことはなくすんなりと進みました。逆に、他のサイトではひと言で書かれている『シート裏のコネクタを抜く』作業に数倍の時間と手間がかかりました。他の人とは違う部分で手間取り、悩む私。何だかなぁ・・・。
外したシートベルトキャッチは、専用シートレールに取り付ける。左右分割式なのでシンプルな構造です。
バケットシート本体にも専用金具を取り付け。前後でそれぞれ3段階に高さを調整出来ますが、とりあえず両方とも真ん中の取り付け穴を選択。締め付けトルクは不明。とりあえず手の感覚で丁度良さそうな力加減で締めておくことにしました。
純正シートとバケットシートの比較。重量とサポート性では比較にならないほどの差。純正シートもそれなりに気に入ってはいたけど、この軽さはやっぱり魅力ですね。
あとはシートベルト警告ランプのコネクタをはめ、シートを置いて各ボルトを締め付けます。とりあえず取り付け位置は左右調整幅の中央にしてみたのですが、これだとハンドルの位置が身体の中心線から大きくずれる。可能な限り、室内側に寄せて取り付けた方がいいみたいです。
専用シートレールで気になった箇所が1つ。取り付け用の穴が大きい為、そのままボルトを付けると位置によっては接触面積が極端に小さくなってしまいます。なので手持ちのやや大きめなワッシャーを追加してみました。これでちゃんと面圧がかかる。なお今回の作業は特に説明書もなかった為に、入っていた部品を見ながら何となく作業しましたが。終わった後でイーストベアーのサイトにバケットシート装着例が書かれているのを発見。シートレールの構造等もほとんど同じなので、自分でバケットシートを装着したいと考えている方はこちらを参考にするといいと思います。
さて、インプレッションですが。確かにホールド性は最高です。ただ、乗降性と普段の乗り心地は悪化するのでこの部分はトレード・オフと割り切るしかないですね。とりあえずシートを一番後ろまで下げれば乗り降りに支障はありません。
心配していた、ショルダーサポート部とドアの接触も無し。シートが外側に寄った状態で、なおドアとの間には隙間があります。ちゃんと車内側に寄せて取り付ければ更に隙間が空くので、全く問題ないですね。
ただ気になった点が1つ。専用シートレールが片側だけで固定する仕組みの為、ブレーキング時に固定されていない側が動いてしまいます。正確には、止まった後で動いた側が元に戻るのが分かる。これが意外と気になる。
これはシートレールの問題なので、両側固定式のシートレールに交換すれば問題なし。確認は取れていませんが、Be FreeのバケットシートはSP-GタイプということなのでSP-G対応のシートレールが使えるはず。んで、ブリッドのSP-G対応シートレールは左右分割式ながら両側固定式。なのでブリッドのシートレールを購入しました。こちらは後日交換予定。
それと最初に書いた、確認し忘れていた重要なこと。当然といえば当然だったのですが・・・車検対応品のシートでなければ車検には通らないんですよね。つまり、車検の際には純正シートに戻す必要がある。その為には、あの大きく重い純正シートを残しておかなければならない。うーん、邪魔だなぁ。
注)ディーラーでの車検の際に確認したところ、問題なく通りました。(2008.6.30追記)
その為もったいない話だけど、車検対応品のバケットシートへの交換も検討し始めた今日この頃。それならついでに、ラフィックス2とスポーツハンドルも導入して車検対応ながら乗り降りもしやすい極楽環境を構築してしまおうか。でもハンドルを交換すると保険料が上がってしまうし・・・。まあ、もう少し考えてみようかな。多分付けちゃうと思うけど。
注2)保険会社に確認したところ、少なくともそちらでは保険料変更はありませんでした。(2008.6.30追記)